民間救急と介護タクシーの違いって何？利用目的に合わせて選ぶと安心◎

ある時、同居するご家族の様子がいつもと違い、身体が思うように動かず、病院へ行けない場合どうしますか？

▶︎ご家族が何とかして連れていく
▶︎救急車を呼ぶ
▶︎どうしたらいいかわからず、病院に行くのをやめる...

このような行動をとる方が多いのではないでしょうか？
そんな時に活用できるのが、介護タクシーや民間救急です。
この記事を読んで、介護タクシーと民間救急の違いが分かっていれば、適正な対応がとれると思います。
どうぞ最後までご覧ください。

01 民間救急と介護タクシーの基本的な違い

民間救急と介護タクシーでは、それぞれ提供する役割や目的が違います。
以下で順に説明していきます。

▶︎民間救急のサービスと目的は？

 【民間救急】 
役　　割：主に動くことが困難な急病人や怪我人を病院へ搬送する

利用目的：医療処置を継続しての搬送や、専門的なスタッフの見守り・介助が必要な人が利用

利 用 例：医療処置を継続しての移動や転院、長距離の移動、動くのが困難・座位がとれないなどスタッフ2名以上の介助が必要な場合　など
 

通常、民間救急で行う転院搬送は、

・酸素投与
・喀痰吸引
・点滴管理

など医療機関で行われてる処置を搬送先医療機関まで継続的に実施し搬送することが可能です。

▶︎介護タクシーのサービスと目的は？

介護タクシーは、一般的に通院や退院などの軽度介助が必要な方を対象に搬送を行うことが可能です。

 【介護タクシー】 
役　　割：専門のサポートが必要な移動や、車椅子に乗ったまま安全な移動を行う

利用目的：高齢者や身体の不自由な人が医療施設、自宅、介護施設などに安全に移動するために利用

利 用 例：車椅子を利用しての送迎。リハビリや通院、移動の介助などスタッフ1人で対応可能な時など

このようにそれぞれ、ニーズに対応し安全で快適な搬送手段を提供することで、日常生活の一部として使用することができます。

【間違えやすい！以下のコラムも是非併せてご覧ください▼】

02 民間救急と介護タクシーの料金体系の違い

民間救急と介護タクシーでは料金体系が異なります。

一般的な料金体系について見ていきましょう！

▶︎民間救急の料金体系とは？

 【民間救急】
民間救急は業者によって加算される項目が異なりますが、一般的には以下を合算した金額となります。

・運賃
・介助料
・資器材使用料 
・有料高速代
・その他（駐車料金・感染症対策費など）
 

このような項目で料金が発生します。

▶︎介護タクシーの料金体系とは？

 【介護タクシー】 
通常、タクシーのように移動距離や時間によって計算されます。
・基本料金
・距離料金
・待機料金
・その他（福祉用具の設置や乗降支援などの追加サービスに対しても料金が発生する場合がある）

利用者にとって、民間救急と介護タクシーのそれぞれの料金体系を理解することは非常に重要です。

そして、適切なサービスを選択し、必要なコストを予測することで、利用者は自分自身のニーズに最も適した移動手段を見つけることができます。

【民間救急の料金がよく分かる！以下のコラムも併せてご覧ください▼】

03 民間救急と介護タクシー乗務員の資格と専門性

民間救急と介護タクシーでは、乗務員の所有している資格についても違いがあります。

▶︎民間救急の乗務員

各民間救急事業者によりスタッフの資格は異なる場合がありますが、一般的には救急救命士や看護師などの資格を持つものが乗務します。

※より高度な医療処置が必要な場合は医師が同乗可能な搬送業者もあります。

なぜ資格を持った医療従事者が乗務するのか？
それは、患者様の医療処置を続けながら搬送などを行うこともあるからです。
患者様の状態に応じて、適切な処置と随時バイタルサインの測定や医療処置の状況を確認しなければなりません。

＊民間救急の乗務員に求められる能力！＊
民間救急では、緊急時に車内で以下の初期対応を行う能力が必要とされています。
・心肺蘇生（CPR）
・自動体外式除細動器（AED）の使用
・気道管理
・酸素投与
・止血
・体位管理 

▶︎介護タクシーの乗務員

介護タクシーの乗務員は、主に介護の専門知識を持つ者が担当します。

介護福祉士やヘルパーの資格を持つ者が多く、日常生活のサポートの他にも、福祉用具の操作から乗降支援まで、患者様に安全で快適な移動をサポートすることができます。

知って得するポイント！
・民間救急と介護タクシーの運転手は必ず普通自動車第二種運転免許が必要です。
・介護タクシーの場合、スタッフが1名で対応することが多いので、運転手と乗務員を兼任していることになります。 
・また、専門的な資格を持っていなくても、患者等搬送乗務員基礎講習という講習を受けると乗務員として同乗することができます◎ 
 

04 民間救急と介護タクシーの積載資器材の違い

乗務員の所有している資格が違うのであれば、車両内で使用できる医療資機材も変わってくるため、積載している物も異なります。

▶︎民間救急の積載資器材

例えば、酸素吸入器や心電図モニター、自動体外式除細動器(AED)、救急箱などが含まれます。

また、患者の状態によっては、人工呼吸器や吸引器なども搭載している場合があります。

（左）積載資器材の一部　　（右）救命士による作動確認の様子

▶︎介護タクシーの積載資器材

一方、介護タクシーは患者様が安心して移動できるように、以下のような装備があります。

ホイールチェアリフトやスロープ、座席の高さ調整機能などの福祉機器を装備しています。
また、ベッドからそのまま移動できるストレッチャー機能のある車両もあります。

05 後悔させない！Sun Road救急サービスの魅力

様々な説明をしてきましたが、民間救急業者は全国で多数あるため、業者選定もかなり難しいと思います。
業者選定で間違った選択をしてしまうと「こんなはずじゃなかった‥」と後悔することになります。

では、みなさんは「結局どこを選べばいいの？」となりますよね・・・
そんな時こそ、『Sun Road救急サービス』をご利用ください！

Sun Road救急サービスは、“患者様の大切な命を預かる”ということに真剣に向き合い取り組んでいるので、ご利用者様を後悔させません！

『Sun Roadを利用して良かった』そう思っていただけるサービスを常時提供しております。
そこで、私たちのサービスの強みとなっているのは、何と言っても豊富な経験と専門知識です。

＊他者とはここが違う！Sun Roadの魅力＊
▶︎Sun Road救急サービスは元東京消防庁の救急隊員として、約1万件以上の救急出動を経験しています。
この莫大な数の救急対応が、今日の私たちのサービスの品質と信頼を支えています。

▶︎救急隊員としての経験を通じて、ご家族様や患者様への丁寧な対応力、適切な処置、そして厳しい状況下でも適切な判断ができる能力を身に着けることができました。  
 

上記のような経験と専門知識は、皆様が「安心してサービスを利用することができる大きな要因になる」と考えています。

そして、皆様が安心してご利用いただけるよう、Sun Road救急サービスの保有車両は一般の救急車と同等の設備が整っており、救急車を呼ぶのと変わらないような安心感を皆様へご提供いたします。
すべては、患者様の安全を確保するため、そして最善のケアを提供し、サービスの品質を保証するためのものです。

不安に思う患者様、ご家族様に安心していただきたい・・
私たちの経験と知識を生かし、最上級のサービスを提供したい・・

そんな想いを叶えるため、絶えず自己のスキル向上とサービスの質を追求し続け、皆様の安全と信頼のために、全力で進んでいきます！
何か不安や疑問がございましたら、どんな些細なことでも構いません。いつでもSun Road救急サービスまでお気軽にお問い合わせください。
皆様のご利用を心よりお待ちしております。

0６　まとめ

今後、介護タクシーや民間救急の利用を考える際は、患者様やそのご家族のニーズに合わせて、適切なサービスと最適な移動手段を選択することが重要となります。

病院からの転院や退院の際には、看護師さんにもどちらを利用したら良いか相談してみるのも良いと思います。
今後も皆様に有益な情報を発信して参りますので、どうぞお楽しみに★

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