今回は私たちもゼロから始めた民間救急事業について、どのように開業したのか。何が必要なのか。そして、どのくらい稼げるのか…….皆さんが気になることをお話ししていこうと思います。
そして、今後開業を考えている方のお役に立てればと思っております。
社会貢献の一旦を担っている民間救急ですが、ボランティアでは経営は成り立ちません…..
最後まで見ていただければ、具体的な開業プランや求人内容について、深く理解することができるはずです!
是非最後までご覧ください!
01 | 民間救急車の事業とは?
02 | 民間救急事業の開業に必要なもの
2-1 | 介護タクシーとしての申請手続き
2-2 | 患者等搬送事業(民間救急)の認定
03 | 民間救急事業の収益モデルとは
04 | 民間救急事業の運営にかかる経費とは
05 | 民間救急事業の求人と採用情報
07 | まとめ
民間救急事業は、転院搬送や、高齢者や障害者の通院支援、イベント会場での救護所運営など、幅広いサービスを提供する事業です。
公的な救急車サービスと異なり、利便性や快適さを追求したサービスが特徴で、高まるニーズに応えるために民間救急事業は急速に市場が拡大しています。
今後も、より多くの利用者がこのサービスを利用することで、市場はさらに成長することが期待されています。
東京都内では、約300事業者が東京消防庁の認定を受け、患者等搬送事業者(民間救急)として活動しています。これらの事業者は、地域住民のニーズに応え、安全で迅速な医療搬送を提供しています。
民間救急事業を開業する際には、以下の4つの要素が必要です。
民間救急事業を開始するには、まず行政機関への許可申請が必要です。これには、必要な書類の提出や基準を満たすことが含まれます。地域ごとの規定をしっかり確認し、適切に手続きを進めましょう。
民間救急車には、特別な医療機器や設備が必要です。高品質の救急車を用意し、最新の医療機器を搭載することで、患者に最適な医療ケアを提供できます。車両のメンテナンスも欠かせません。
質の高いサービスを提供するためには、経験豊富な医療従事者や救急スタッフの確保が重要です。スタッフの研修や教育を徹底し、常に最新の医療知識と技術を持つ人材を揃えることが必要です。
地域の病院やコミュニティとの良好な関係を築くことも、民間救急事業において重要です。病院との連携を強化し、地域住民に信頼されるサービスを提供することで、事業の成功につながります。
申請手続きには以下の届出が必要となります。
< 介護タクシーとしての申請手続き >
2. 乗用自動車運送事業許可の申請
乗用自動車運送事業を行うためには、適正な車両とドライバー、運行計画、保険の加入などが必要であり、これらを証明する書類を提出して許可を申請します
3. 車両の改造申請
車椅子利用者も乗せることができるように車両を改造する場合、適切な装備とその安全性を確認した上で、車椅子利用者輸送車両として届け出ます
4. 運転手の資格確認
運転手は、適切な免許証(第二種運転免許)を所持していること、そして必要に応じて介護の知識や技術を有していることが求められます
5. 事業開始届出
全ての準備が整ったら、事業開始の届け出を行います
< 患者等搬送事業(民間救急)としての認定 >
さらに、民間救急事業を始めるには、患者等搬送事業としての認定を受ける必要があります。
これは管轄の消防署へ申請が必要となります。
※ 詳細な手続きや必要な書類は地域により異なるため、具体的な情報は各地域の消防署や消防庁のウェブサイトなどでご確認ください。
民間救急事業の収益は、主に搬送サービスの利用料金によって得られます。さらに、特別なケアや付加サービスを提供することで利益を増やすことも可能です。
民間救急事業の展開は無限大です。搬送サービスの種類だけでも以下のように多岐にわたります
・長距離搬送:公共交通機関(航空機、新幹線、フェリー)を複合的に利用して遠隔地へ搬送
・精神病患者搬送:精神病を持つ患者(受診拒否・暴れ)の安全な搬送
・感染症患者搬送:感染症対策を施した保健所依頼による搬送
これらのサービスは、一度の搬送で大きな収益を上げられる場合が多くあります。
民間救急事業は、搬送サービスにとどまらず、以下のような活動にも広がります
・世界各国の警備会社と連携:イベント会場での救護活動
・行政機関と連携:災害発生時の患者搬送
これにより、事業の規模や影響力を大きく広げることが可能です。
民間救急事業は、高齢者に関与する機会が多いため、「介護系」や「医療系」の事業との相性が非常に良いです。例えば、「訪問看護」や「高齢者施設」の運営と結びつける事業者も多く存在します。
適切な経営戦略と優れたサービスを提供することで、十分な収益を上げることができます。また、地方自治体や病院と移送委託業務契約を締結することで、継続的な収益を生み出すことも可能です。
介護タクシーの平均的な月の売り上げは、地域やサービス内容によりますが、一般的には20万円から50万円程度とされています。高品質なサービスを提供することで、さらに高い売り上げを目指すことも可能です。
民間救急事業を運営する際の経費は、以下の主な要素を含みます。
※上記の項目は一例で、具体的な経費は事業規模、地域、サービス内容などにより異なります。
また、新規に事業を開始する際には、初期投資として車両の購入・改造費用、許認可費用、初期の人件費など、一定の金額を用意する必要があります。
そのため、事業計画を立てる際には、これらのコストを適切に見積もることが重要です。
民間救急事業は専門的な技術と知識が求められるため、看護師や救急救命士などの資格を持つ人材が重宝されます◎
患者様の転院などの際には、転院元医師や看護師から、患者管理や継続処置などについて、申し送りを受け、適切に転院先へ搬送する必要があるため、医療従事者としてのスキルや経験は存分に生かせます。
また、コミュニケーション能力や危機管理能力も重要なスキルとされています。
我々の事業所では、人々の生命を預かる重責と、高度なスキルを持つスタッフを採用するために、充実した研修制度や待遇を提供しています。
民間救急事業を開業するためには、まず具体的なビジネスプランを立て、必要な許認可を取得することから始まります。その上で、適切な設備と装備を準備し、専門知識を持つスタッフを採用します。
地域の医療機関やコミュニティとの連携を図り、質の高いサービスを提供することで、事業は成長し、利益を生むことができます。
開業にあたり、必要な書類や資器材、資金繰などについても十分検討しなくてはなりません。
行政書士や司法書士、税理士の力を借りなくては難しい場面も多くあります。
開業を検討されている方は、是非Sun Road救急サービスまでご連絡ください。
Sun Roadでは公式LINEアカウントからご相談可能!
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いかがでしたでしょうか。
民間救急事業は、医療とビジネスの両方の知識が求められ、開業には多くの課題があります。
しかし、社会に貢献しながらビジネスを展開する機会は、それ自体が大きな価値となるでしょう。
より多くの方に我々の事業に関心を持っていただき、共に成長していくために、Sun Road救急サービスでは、こうした情報を共有し続けます。
今後の投稿にもご期待くださいね♪
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