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Column スタッフコラム
2024年2月2日

【有料救急車】体が不自由な人のための移動手段!専用タクシーで目的地へ

こんな方におすすめの記事です

  • 1. 有料救急車とは何か知らない方
  • 2. お体が不自由で移動が困難なご家族がいる方
  • 3. 医療従事者の方


日常の移動は、多くの人にとっては当たり前のことかもしれませんが、体が不自由な人々にとっては、しばしば大きな挑戦となります。

特に一般的なタクシーサービスの利用に際して、彼らが直面する問題や制約は、社会全体で理解し、解決を図るべき重要な課題です。

このコラムでは、体の不自由な人が一般のタクシーを利用する際に直面する具体的な困難に焦点を当てつつ、彼らのための代替移動手段や改善策について考察します。
どのようにして、私たちは移動の自由を全ての人に提供できるのか・・
これは、より包摂的でアクセスしやすい社会への一歩となるでしょう。


      【目次】 01 | タクシーの手軽さと限界   1-1 | タクシーの利便性   1-2 | タクシーにできないこと 02 | タクシーとは違った有料救急車 03 | ついに救急車も有料化? 04 | 有料救急車の選択 4-1 | 有料救急車の注意すること 05 | まとめ

 

01 タクシーの手軽さと限界


一般的なタクシーは、都市部や地方を問わず、日常的な移動手段として広く利用されています。
東京のような大都市では、タクシーは日々の交通手段として重要な一部であり、その利便性と柔軟性が多くの人々に重宝されています。

1-1 | タクシーの利便性

タクシーの利用のしやすさは顕著で、乗客は道端で手を挙げるだけでタクシーを止めることができる他、スマートフォンアプリを利用してタクシーを呼び出すことも可能です。
特に急いでいるときや特定の場所から直接移動したいときに非常に便利ですよね。

また、深夜や早朝、公共交通機関が運行していない時間帯にも利用できます。
雨の日や荷物が多いときも利用する方が多いではないでしょうか。

1-2 | 有料タクシーでできないこと

原則タクシーは1名で運行され目的地に運転してもらうだけの移動手段として利用されます。
移動手段として便利な有料タクシーは一般的なニーズには柔軟に応えることが可能です。
しかし、タクシー運転手が対応できない範囲や一般的なタクシーの乗車では危険な場合があるので注意が必要です。
以下で詳しく説明していきます▼

①お体が不自由な人を自宅内から車内まで乗車させること

自宅で介助を必要としている方は、ご自身で歩行することは困難な場合が多いので、車椅子に移動させることもご家族では困難な場合が多いです。
無理に患者様を移動させてしまい、受傷(転倒、落下など)させてしまう可能性もあります。
このような恐れがある場合には、タクシーの乗車は避けるべきです。

②医療処置をされている方

自宅で「酸素投与」「喀痰吸引」などの医療処置を継続的に施されている方もタクシーの乗車は避けるべきです。

タクシーは、酸素ボンベや吸引器などの医療資器材は積載していないため、継続的な医療処置は困難です。
また、医療処置を行っている場合は目的地に到着するまで医療従事者の見守り等が必要な場合が多く、万が一患者様の容態が悪化した場合に適切に対応できるような体制を整えた方が、ご家族も安心できます。

③乗客の継続的な観察、管理

医療処置を行っている方は目的地に到着するまでの間に容態が悪化する可能性があります。
タクシーは1名のドライバーで運行しているため、患者様の容態悪化を把握し、迅速に救急車を要請するなどの対応が困難です。



このように、一般的な利用者には非常に便利なタクシーですが、「身体が不自由なので寝たまま搬送して欲しい。」「医療処置をしているので、継続しながら搬送して欲しい」など特定のニーズの方まで応えるのは困難となります。

02 タクシーとは違った有料救急車


そこで、お体が不自由な方の搬送を行える「介護タクシー」や「民間救急」があります。

「介護タクシー」や「民間救急」は、お体が不自由で何らかの介助が必要な方を対象に、ご希望の目的地に搬送することが可能です。
いずれもタクシーと同様に「有料」で搬送を提供するサービスです。

「民間救急」は業者により、消防救急と何ら遜色のない医療資器材を積載しており、自宅から医療機関や医療機関の転院にもご利用いただける有料救急車です。


【介護タクシーと民間救急の違いはこちらをご覧ください▼】

03 ついに救急車も有料化?


一部の地域で救急車が有料化を導入していることご存知ですか?

高齢化の進展で救急需要は逼迫し、本当に必要な人に救急車が到着する時間が遅延している状態です。
救急隊員も需要増加から睡眠が取れない状況や食事がとれずに出場している過酷な労働環境があります。

救急車有料化 入院なしなら7,700円

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/900001323.html

引用先:テレ朝NEWS

04 有料救急車の選択


救急車は、生命の危険が逼迫している方を1秒でも早く病院に搬送することを目的としています。
一方で有料救急車は、サイレンを鳴動しての走行が出来ないため、迅速な病院受診が必要な方には対応ができません。
しかし、医療従事者による専門的なケアは救急車同様に提供することが可能です

また、救急車の医療処置を行うものは「救急救命士」が処置を行うことが多いですが、有料救急車の場合は、「医師」「看護師」「救急救命士」などの資格を保有した者の対応が可能です。

これは、通常の救急車とは異なり、より個別の医療ニーズに応じたサービスを受けられることを意味します。
非緊急の医療状態では、有料救急車の利用が適しています。

4-1 | 有料救急車の注意すること

説明した「有料救急車」の内容は、搬送サービスを提供している全事業者が対応できるとは限りません。
有料救急車は民間事業者が提供している搬送サービスですので、事業者により対応できる範囲は異なります。
また、次のような違いもあります。

▶︎搬送可能範囲

搬送可能範囲は事業所付近のみに限られる場合もあります。
中には全国対応が可能な企業もあります。

▶︎搬送内容

サービスの提供範囲もそれぞれ事業者ごとに異なります。
全般的にどのようなサービスか分からない方は下記の記事をご覧ください▼

▶︎スタッフの資格や質

乗務しているスタッフも企業により異なります。
大切なご家族や友人の「命」を預ける企業ですので、注意して選択することが必要です。

▶︎搬送料金

搬送料金も企業により異なります。
介護タクシーや有料救急車は運輸局の許可を受けた「運賃」に基づいて料金を徴収しています。

介護タクシーや有料救急車は、運賃だけでなく追加で費用が発生するため、タクシーと比較すると高額になることが多いです。

【料金については以下を参考にしてください▼】

まとめ

今回は、一般的な有料タクシーを利用することができない人、特に体が不自由な方々にとっての移動手段はどうしたら良いのか、有料救急車(民間救急・介護タクシー)を紹介し、その重要性についてお話ししました。

一般的なタクシーはその利便性、手軽さ、そして迅速なサービスで多くの人々に選ばれています。
一方で、体の不自由な方々にとって、有料救急車はただ移動する手段以上の価値を持っています。
そして、特別なニーズに対応するためにカスタマイズされています。
車椅子のまま乗車できるスペース、専門の介助サービス、安全で快適な移動環境など、これらは一般的なタクシーサービスでは提供できない特別なサポートです。
このように、有料救急車は、移動の自由を必要とする全ての人々にとって、安心と快適さをもたらす重要な役割を果たしています。

私たちの日常生活において欠かせないものであり、それぞれのニーズに応じたサービスの選択が可能です。
一般的なタクシーの便利さと介護タクシーの必要性を理解し、それぞれが提供するユニークな価値を最大限に活用することが、私たち全員の生活の質を高めることにつながります。


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