対応!
詳細なご相談内容がある方
本件は 葛飾区健康保健センターからのご相談でした。
ご本人さまは年明けから急激に生活リズムが崩れ、
・引きこもり
・会話拒否
・無視や興奮
・病院への強い抵抗
などの症状が増悪。
数日前にご本人さまがトラブルを起こしたことによる警察介入をきっかけに、
家族のみでの対応が限界となり、精神科受診に踏み切る運びとなりました。
しかし、綾瀬病院へ向かおうとした際も強く拒否し、
家族だけでは搬送は困難と判断されたため、Sun Roadの精神科救急隊へ依頼となりました。
● 接触時:自室で完全拒否
ご自宅は3階建て住宅で、本人は 3階の部屋に引きこもり。
ドア前には畳が立て掛けられ、外部刺激を拒む状態でした。
スタッフの声掛けに対しても無視と怒りが入り混じり、
時折、威圧的な声を出すなど、強い拒否反応を示していました。
● 心理カウンセラーによる介入
心理カウンセラーが
• 否定しない
• 焦らせない
• 感情の背景に触れる
• 選択肢を与える
という専門的なプロセスで説得を開始。
興奮の第一波が落ち着いたタイミングで、
「まずは診察だけでも行こう」という提案に切り替え、
徐々に本人の警戒心が緩み始めました。
● 自宅 → 車両へ
自宅前は車両停車困難な狭隘路だったため、
周囲の目線にも配慮し、スムーズに車両へ誘導。
ご本人さまは終始不安定ではあったものの、
心理カウンセラーが横につき、感情を受け止め続けることで
歩行での移動が可能となりました。
● 車内での安定化
車内ではご両親も同乗され、ご本人さまの安心感を保つために
スタッフが丁寧に言葉を選びながら声掛け。
ご本人さまの負担が最小限となるよう、
刺激を避けて静かな環境を整えたことで、
大きな興奮を再燃させずに綾瀬病院へ到着することができました。
● 診察〜入院
病院到着後は、スタッフが引き続き心理的フォローを継続。
診察時も強い拒否は再燃することなく、
医師により入院が必要との判断が下され、無事に入院となりました。
家族だけではどうにもできず本当に困っていました。
Sun Roadさんの声掛けで娘が歩いて車まで行った姿には、涙が出ました。
本当にありがとうございました。

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