対応!
詳細なご相談内容がある方
本件はご本人さまを担当される訪問看護のスタッフの方よりご相談をいただきました。
ご本人さまは認知症の進行により、最近は不穏状態が続き、
・興奮
・暴言
・物投げ
などの行動が見られるようになり、ご家族さまや支援者のみでの対応が限界と判断されました。
東京武蔵野病院にて入院受け入れの調整が整い、安全に搬送するためSun Roadの精神科救急隊へ依頼となりました。
ご自宅に到着した際、ご本人さまは非常に不安定な状態で、精神科救急隊の突発的な訪問に対し強い拒否や怒りが混ざった反応を示し、さらには物投げや噛みつき行為などが認められました。
ご本人さまを安全に落ち着かせるため、スタッフがご本人さまの両隣に座りながら危険行動を抑制します。
同時に心理カウンセラーが、
・否定しない
・刺激を減らす
・低い声のトーンで話す
・目線を合わせすぎない
など、認知症の方に適した接遇技術を使いながら、興奮の第一波を丁寧に鎮めていきました。
ご本人さまの感情が一巡し、言葉が落ち着いてきたタイミングで、
「今後の健康と生活のため、先ずは診察を受け、その後の判断は医師に委ねてみましょう」
といった負担の少ない提案を行い、ご本人さまの警戒心を少しずつ和らげていきました。
その後、ご本人さまは短く頷きながら、病院へ行くことを受け入れる姿勢を見せてくれました。
車内では、心理カウンセラーが終始寄り添い、共感的な声がけと安心感を与える姿勢を継続。
ご本人さまは次第に落ち着きを取り戻し、到着まで大きな興奮の再燃は認められませんでした。
病院へ到着後も穏やかな状態で診察を受けることができ、そのままご入院となりました。
ご本人は興奮して大声で怒鳴ったり、物を投げることもあり、本当に困っていました。
Sun Roadさんの精神科救急隊の方々は相談時の丁寧なヒアリングを元に、ご本人を怖がらせることなく上手に接してくださり、最終的に落ち着いた状態で受診できたのが本当にありがたかったです。
またこういったケースがありましたらよろしくお願いいたします。

精神疾患搬送や長距離搬送など、患者様の状態に応じた搬送のご予約・ご相談を承ります。
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