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Column スタッフコラム
2023年12月26日

空の旅を安全に!車椅子と寝たきり患者のための飛行機利用マニュアル

こんな方におすすめの記事です

  • 1. 普段車椅子を利用されている方
  • 2. 寝たきり患者様のご家族の方
  • 3. 遠方への移送を検討している方
  • 4. 介護が必要だが、海外旅行へ行きたいと考えている方


車椅子利用者や、寝たきりの患者様が遠方へ移動される際、最も早い移動手段は航空機(飛行機)です。

しかし、搭乗するにあたり「手続き」や「書類提出」など、様々な手順が必要であり、患者様の状態によっては飛行機に搭乗することが難しい場合もあります。

ここで「航空機搬送」について理解し、適切な移動手段(新幹線や車両)を選択できるよう学んでいきましょう。


 

         【目次】 01 | 車椅子・寝たきり患者のための航空機搬送 02 | 予約から搭乗までの流れや必要書類について 03 | 民間救急を利用して日本全国・世界各国へ 04 | 飛行機内での医療サポート 05 | 飛行機を使った患者搬送例 06 | まとめ

 

01 車椅子・寝たきり患者のための航空機搬送


航空機を利用した車椅子や寝たきりの患者様の搬送は、特別な配慮と準備が必要です。
民間救急サービスが、全国の様々な地域からの患者様を世界各地や海外へ安全に移送するための手配を行います。

また、長距離の移送においては、患者様の快適さと安全を最優先に考慮し、事前の計画と連携が極めて重要になります。
以下に主なサポート内容をまとめましたのでご覧下さい▼

*民間救急が行うサポート*

・民間救急車による空港までの輸送 ・JALやANAなど航空会社との連携 ・搭乗時のサポート(機内への搬送) ・飛行中の医師、看護師、救急救命士による患者管理

02 予約から搭乗までの流れや必要書類について


車椅子や寝たきりの患者を飛行機で移送する際、事前の予約と搭乗手続きは非常に重要です

医師の診断書や移送に関する詳細な医療計画、そして患者様の健康状態に関する情報が必要不可欠となります。

また、看護師や救急救命士などの医療従事者が同伴する場合、彼らの身分証明書や資格証明書も必要になることがあります。

規制区域へ車両で進入する際は、事前に車検証や身分証明書などを提示する必要があります。

遠距離や長距離の航空機搬送では、これらの書類の準備と正確な情報提供が患者様の安全と快適な移送を確保するために必要不可欠です。

▶︎搬送当日までの流れ

  • 1、医師の許可を得る
    ▶︎移送方法について主治医と相談し許可を得られないと移送できません。
  • 2、搬送業者へ相談・依頼をする
    ▶︎患者様の現在の状態や目的地などの詳細情報を提供します。情報の聴取内容は搬送事業者によって異なる場合があります。
  • 3、見積もりの確認と了承
    ▶︎民間救急から提示される搬送費についての見積もりを確認し、金額についての了承を得ます。
  • 4、病院と情報共有を行う
    ▶︎患者様の状態把握のため、病院と連携をとり、情報共有を行います。
  • 5、航空会社へ連絡・航空券の予約
    ▶︎搭乗希望日や患者様の状態を正確に伝え、必要な手配をしてもらいます。
  • 6、必要書類の提出(提出期限あり)
    ▶︎主治医によって記入された航空会社所定の診断書 ▶︎同意書 ▶︎持ち込み機材の申請
  • 7、目的地の空港到着後の搬送業者との情報共有
    ▶︎現地の搬送業者を選定し、情報共有を行います。
  • 8、必要な医療機器や資機材の準備
    ▶︎継続して使用が必要なものがあれば事前に把握し、機内で使用可能かも確認します。
  • 9、ご家族への説明・打ち合わせ
    ▶︎搬送スケジュールをご用意し、当日の流れ等をご説明します。


上記が大まかな流れとなります。(搬送業者によって異なる場合あり)
③以降は弊社の場合、全てこちらで行うのでご家族様のご負担は少なくなります。
また、飛行機の利用には申し込み期限があり、航空会社によって異なるため、早めのご相談とご予約が安心です。

※民間救急業者により、ご自身で問い合わせてチケットを取るなど予約方法が異なる場合がありますので、よくご確認ください。

▶︎搬送当日の流れ


飛行機へのストレッチャー搭乗の場合、通常の搭乗口を通らず制限区域内より搭乗を行います。
制限区域内に車両を乗り入れるのは出発の90分前になりますので、余裕を持って到着していなければなりません。
民間救急へお任せいただいた場合、航空会社と連携して患者様を航空機内までお運びいたしますのでご安心ください。

また、機内へ搭乗後は座席をカーテンで仕切ることができるので、プライバシーを保つことができます。
(離陸時・着陸時だけはカーテンを開けなくてはなりません)

空港内の設備や提出書類のダウンロードは、各航空会社のHPをご確認ください。 ▶︎ANAおからだの不自由な方の相談デスク ▶︎JALプライオリティ・ゲストサポート

引用先:各航空会社 公式HP


▶︎飛行機を利用すると料金はどれくらい?

ストレッチャーを利用して飛行機に乗る場合、約6席分を利用することになるので、運賃とは別でストレッチャー料金が必要となります。
航空会社によって若干料金が異なりますが、国内線で概ね5〜7万円程度の料金が必要になるため、

搭乗者の航空券+ストレッチャー料金がかかることになります。


※民間救急へ依頼した場合、上記の金額プラス、空港までの運賃や介助料、手数料、医療資機材使用料など別途料金が発生します。



ストレッチャーを利用しての搭乗について詳細は各航空会社のHPをご確認ください。 ▶︎ANAおからだの不自由な方の相談デスク ストレッチャーをご希望のお客様 ▶︎JALプライオリティ・ゲストサポート ストレッチャー・簡易ベッドをご利用のお客様

引用先:各航空会社 公式HP


03 民間救急を利用して日本全国・世界各国へ


民間救急サービスは、車椅子や寝たきりの患者を日本全国から、さらには海外へと移送する際の重要な役割を担います。
東京をはじめとする都市部から地方や国際的な目的地への移送では、民間救急車が患者を空港まで安全に輸送し、その後、JALやANAなどの航空会社を利用して患者を目的地まで搬送します。

民間救急では、医師や看護師、救急救命士などの医療従事者が付き添い、患者様の健康状態を継続的にモニタリングしながら、移送することが可能です。
そのため、民間救急サービスは、東京から全国、さらには世界各国への患者搬送において必要不可欠な役割を果たし、患者様とその家族に安心を提供します。

04 飛行機内での医療サポート


飛行機での患者移送では、飛行機内での医療サポートが極めて重要です。
民間救急サービスは、患者様が必要とする医療ケアを飛行中も継続できるように、医師、看護師、救急救命士を同行させる場合があります。
これらの医療従事者は、飛行機内での急変に迅速に対応し、患者の健康状態をモニタリングする責任を負います。

また、JALやANAなどの航空会社は、特殊な医療機器や必要な医薬品を機内に備えています。

遠距離や長距離搬送・移送の際は、これらの準備と計画が特に重要で、東京や全国、さらには海外への移送を安心かつ安全に行うための基盤となります。

※飛行機を利用しての移送は他の方法と比べて移動時間を短くすることができますが、それに伴いリスクもあるのでご注意ください。



▼合わせて読みたいおすすめコラム

05 飛行機を使った患者搬送例

東京から国内の他都市、または海外への移送では、民間救急車が患者を空港まで安全に輸送し、JALやANAなどの航空会社と連携して患者を目的地まで移送します。

実際に弊社で依頼を受けた案件を以下でご紹介してします。クリックでご確認ください。

*Sun Road搬送実績*

▶︎海外から関西まで航空機と車両で連れて行ってほしい

▶︎旅行中に怪我!現地の医師と一緒に帰国して病院へ連れて行ってほしい

▶︎九州から関東の施設まで航空機と車両を使って連れて行ってほしい(医師同乗)



※弊社では患者様のご状態にあった搬送方法をご提案いたします。
まずはお気軽にご相談ください。

▼航空機以外の搬送方法!是非合わせてご覧ください

06 まとめ

車椅子や寝たきりの患者を飛行機で移送する際に必要な手順と注意点をご紹介しました。
民間救急サービスの活用から、民間救急車による搬送、JALやANAなどの航空会社との連携、医師、看護師、救急救命士による飛行機内での医療サポートまで、東京や全国、さらには海外への患者移送に関する重要な情報を提供しました。

遠距離搬送や長距離搬送を安全かつ円滑に行うための方法を提供することで、患者様とその家族に安心を与えることが私たちの使命です。
患者様の安全と快適な空の旅を確保するための貴重な情報となれば幸いです。
までお気軽にお問い合わせください♪

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