今回は【民間救急】についてご紹介させていただきます。
まずはじめに、こんな疑問お持ちではないですか?
『民間救急ってなに?』
『民間救急ってなにしてるの?』
『民間救急車と救急車はどう違うの?』
でも大丈夫!
この記事を読めば【民間救急】について理解できるだけでなく、消防救急と民間救急の異なる点まで分かるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
民間救急とは、公的な救急サービスとは異なり、民間企業が提供する救急医療サービスのことで、緊急でないケースや、病院間での患者移送、特別な医療ニーズに対応するために活動することが多いです。
そして、民間企業が行う輸送サービスには、介護タクシーと民間救急車があり、いずれも特定の医療・介護ニーズに対応する輸送サービスですが、目的と対象が異なります。
<介護タクシー>
通常は、高齢者や障害を持つ人々を病院、リハビリ施設、自宅などに運ぶサービス
<民間救急車>
病院と病院間の患者輸送や、緊急でないが医療機関への速やかな搬送が必要な場合に利用
*基本的には、介護タクシーは緊急性が低い一方で、民間救急車はより緊急性や医療ニーズが高い場合に使用されます。
介護タクシーや民間救急車で患者様の移送を行うには、特別な許可や申請が必要となります。
▶︎運輸局の認可を得て介助が必要な患者様の移送を行うのが介護タクシー
▶︎さらに、以下の条件を全て網羅し、管轄消防署の審査を受け、認可を得て移送を行うのが『患者等搬送事業者』いわゆる民間救急です
*患者等搬送事業者になる条件*
・医療従事者や所定の講習を修了した者が乗務している
・患者様の管理や処置を行うスペースが確保できる車両を保有している
・各種医療資器材や設備が備わっている
ここで知っていただきたいのは、介護タクシーと民間救急は全く別物と思われている方も多くいらっしゃいますが大きなくくりは一緒だということです。
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・患者様の病院への送迎(入退院、診察)
・診察の間の付き添い
・外出時の付き添い
など
民間救急は上記に加え以下を行うことができます。
・病院間の転院▷▷医療処置の継続可能
・遠方への長距離搬送(例:新幹線、航空機、フェリー、車両での搬送など)
・感染症患者搬送(二類感染症以下の場合)
・精神病患者搬送
・介護旅行
・イベント救護
など
Sun Roadは東京消防庁の認可を受け民間救急の業務を行なっています。
お近くの民間救急業者を以下のリンクより探すことができます。
是非ご活用ください。
東京都で認定されている患者等搬送事業者一覧▼
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/kyuu-adv/kanja-hansou/kanjahanso04_nintei.html/
引用先:東京消防庁 公式HP
\ Sun Roadへお気軽にご相談を /
まずは、こちらの表からご覧ください▼
民間救急車 | 消防救急 | |
緊急走行 | × | ○ |
長距離搬送 | ○ | △ |
予約 | ○ | × |
診察の待機 | ○ | × |
付き添い | ○ | × |
Sun Roadで民間救急と消防救急の違いを簡単な表にしてみました。
▷民間救急は一般の車両と同じで緊急走行をすることができません!
赤信号は停車し、駐車禁止場所にも原則として駐車することが禁止されています。
▷それに比べ消防救急は、道路交通法で定められている、緊急走行の特例があります。
赤信号も通過できますし、反対車線にはみ出して車両を追い越すことも可能です。
消防救急は1つ間違えると大事故に繋がる可能性もあるので、高度な運転技術を要します。
一部例外な場合もありますが、原則、消防救急は長距離(遠距離)の搬送はすることができません。
▷救急隊は 『傷病者の主訴』『 身体所見 』『 既往症』などの情報から、患者の診察に適した診療科目を選定し、直近医療機関を原則としています。これは、直近医療機関に収容し、再出場体制を早期に確保するためです。
患者と家族が希望する病院があっても、希望の病院を受診できる確約はできないのが救急隊です。
▷民間救急は、患者本人とご家族の希望する病院に搬送することが可能です。
搬送手段は車両での搬送だけではなく、『飛行機』『 新幹線 』『フェリー』など
ありとあらゆる搬送手段を手配し、患者様を目的地まで適切に搬送することが可能です。
これは消防救急ではできない業務です!!!
また、医療従事者が付き添っているため、搬送中も医療処置の継続が可能です。
▷▷消防救急は予約することはできません。
119番通報をしてから、救急車は現場へ急行します。
緊急度の高い患者に迅速に対応し、初期治療を施したのち、適切な医療機関の医師に引き継ぐまでの、病院前スペシャリストとして、日々の業務に従事しています!
例えば、
「明日16時に救急車をお願いします。」
「明日朝一に診察があるので送迎する救急車をお願いします。」
などと言っても、119番通報の電話に出ている人は緊急性はあると判断しません。
であれば、
「今、人が目の前で倒れて意識がありません。」
「食事中に唸り声をあげて苦しそう。」
「夫が胸が痛いと言っていて、会話もできません。」
などの電話の方が、緊急性がありそうですよね?
119番通報の電話を受ける人は、より緊急性のある患者に救急車を向かわせます。
一方民間救急では、『診療の送迎』『 医療機関の転院の日付』を教えていただければ、車両を予約することが可能です!
そのお時間は、予約患者様だけの対応ができる様に、他の依頼はお断りさせていただいています。
なので、どうしてもキャンセル料が発生する場合があるのです・・
しかし、急遽必要になった当日に『業者の手配ができなくて病院へ行けない!』なんてことが防げますね!
※転院の場合、病院ソーシャルワーカーの方と相談し、患者様の情報を事前に聴取します。
適切な移動手段、医療従事者の選定、搬送スケジュールを打ち合わせするので、ご家族様も安心できますよね。
診察中の待機については、患者様が病院に到着後、診察を受けている間に車両が待機できるかどうか?ということです。
▷消防救急では、傷病者を病院の医師に引き継ぎが終了したら、次の救急要請に対応できるよう体制を整え、消防署へ帰ります。
患者様の病院での診察が終了するまで待機することはできません!
▷民間救急は、患者様の受診が終了するまでの間、付近で待機していることが可能です!
医療機関を受診してもすぐに自宅に戻れる手段としてもご利用することができます!
自宅で介護や介助が必要な方の外出や旅行 に行くことは、家族だけだと大変ですよね?
消防救急が外出のために付き添うことができないのは、言うまでもありません、、
ですが、民間救急では旅行時、外出時の付き添いも可能です!
付き添うスタッフは、ホームヘルパーや介護士などが一般的です。
※1から5までのサービスは各事業者により異なりますので気になるサービスがあれば直接民間救急事業者に問い合わせてみてください★
Sun Roadでは病棟経験豊富な看護師や元東京消防庁救急隊の経歴のあるスタッフを同乗させることが可能です。<お気軽にご相談ください>
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民間救急と消防救急は似ているようで業務内容は異なる部分が多く存在します。
消防救急は、生命の危機に瀕している、緊急性が高い重症者を対応します!
一方で、民間救急については、緊急性がある患者様の対応はできませんが、様々な患者様のニーズに合わせた対応が可能となっています。
こんな時は民間救急で対応できるの?そんな疑問をお持ちの方は、是非ともSun Road救急サービスへお問い合わせください!もちろん、相談料やお見積りは無料なのでお気軽にご相談ください!
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