対応!
詳細なご相談内容がある方
ご家族さまからのご相談は小児精神のケースでした。
ご本人さまは、ここ数ヶ月ほど抑うつ状態が続き、気分の浮き沈みが大きく、”登校できない状態”が続いていました。
また、「死にたい」といった発言もあり、ご家族さまは日々、強い不安を抱えていらっしゃいました。
これまで通院は継続していたものの、“入院”という言葉が診察の中で出たことをきっかけに、ご本人さまは通院自体を拒否するように。。
ご家族さまとしても無理に追い込めば関係が崩れてしまうーーその葛藤の中で「穏やかに、でも確実に医療に繋げたい」という想いから、Sun Road精神科救急隊へご相談をいただきました。
小児精神の搬送は、結果だけでなく”その後の人生に大きく影響”します。
だからこそSun Road精神科救急隊では、当日の説得だけでなく、搬送前の情報収集を最重要視しています。
今回も、搬送前にご家族さまから
・発症前のご本人さまの様子
・登校拒否が始まった頃の具体的な出来事
・ご本人さまの性格(嫌がること/安心できる距離感)
・趣味(ゲーム・アニメなど)やこだわり
・「どんな言い方が逆効果になるか」
といった点を、かなり丁寧に聴取したました。
そして社内では、心理カウンセラーを中心にブリーフィングを実施。
「誰が入室するか」「どこに立つか」「表情が曇った時の戻し方」「危険行動の兆しが出た場合の手順」まで、事前に具体的に決めたうえで当日を迎えました。
当日は、刺激を最小限にするため、インターホンは鳴らさず、ご家族さまへ連絡してから静かに接触を開始しました。
小児精神のケースで大切なのは、こちらが”上から導こう”とした瞬間に、信頼が崩れることがある点です。
Sun Road精神科救急隊は、最初から「話題をズラして誤魔化す」のではなく、“今日は診察を受ける日”という軸は持ったまま、ご本人さまを対等な一人の人として扱い、真正面から向き合いました。
心理カウンセラーが会話を重ねる中で、ご本人さまはふと、こう話されました。
「病院に行く代わりに、シャワーと歯磨きと髭剃りをさせてほしい」
この”条件”はただのわがままではありません。
ご本人さまにとっては、自分を保つための大切な儀式であり、同時に「行くかもしれない」というサインでもあります。
スタッフはその条件に同意し、ただし安全面から「近くで見守らせてほしい」と丁寧に説明。
シャワー中も、趣味の話題などで緊張をほどきながら、少しずつ距離を縮めていきました。
準備の途中、ご本人さまは「髪型が決まらないからセットしてほしい」と話されました。
心理カウンセラーは、ドライヤーの当て方からワックスの使い方まで、自然にアドバイス。
その頃には空気が変わり、ご本人さまはスタッフと笑いながら支度を進めるように。
その姿を見たご家族さまは、驚き、言葉を失い、そっと涙を流していらっしゃいました。
「この子が、こんなふうに笑えるんだ」ーーそんな表情でした。
車内でも落ち着いた状態で会話を続けながら病院へ。
ただ、病院は近づくにつれて、ご本人さまの表情が少し曇ったのを心理カウンセラーは見逃しませんでした。
そこで話題を”治療の未来”へ戻し、
「ここから医療が介入することが、君にとってどういうメリットになるか」
を、難しい言葉を避け、具体的にゆっくりと説明。
不安をひとつずつ外してきました。
ご本人さまからは、
「どこまで一緒にいてくれるの?ギリギリまで一緒にいてほしい」
という言葉も引き出すことができました。
診察室では、ご本人さまは小さく震えていました。
心理カウンセラーはずっと横に座り、時折背中にそっと手を添え、言葉を急がせず、呼吸を合わせました。
医師から入院の説明があったあと、医師はその関係性を見抜き、
「病棟まで一緒に付き添ってあげてほしい」
とスタッフへ依頼。
病棟でご本人さまと固い握手を交わし、見送って搬送完了となりました。
「救急車も呼べず、どうにもならず途方に暮れていましたが、やっと探し当てたのがSun Roadさんでした。電話でお話した時から心が落ち着き…」
「病院までの道中も会話をしながら、安心できるよう努めていただけたのが嬉しかったです。…本当にありがとうございます。」
「まさにプロフェッショナルの仕事です。依頼して本当によかったと思います。」

精神疾患搬送や長距離搬送など、患者様の状態に応じた搬送のご予約・ご相談を承ります。
詳細なことが決定していない場合でも、まずはお気軽にご相談ください。
お急ぎの方は、お電話でのご予約も可能です。
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