某テレビ局撮影現場救護所運営【イベント救護】

イベント

群馬県と埼玉県の県境に位置する利根川の河川敷にて、某テレビ局によるフライボート競技の撮影が行われ、現場救護のご依頼をいただきました。

本件は出演者・撮影スタッフの安全確保を目的としたもので、水辺での撮影におけるリスク管理、体格の大きな出演者（体重約190kg）への対応、寒冷環境下での応急体制の構築が求められました。

日付	時間	内容
2024年12月29日（日）	10:30〜16:00	フライボート撮影に伴う待機・救護（約4時間）
2024年12月30日（月）	10:30〜16:00	午前は休憩・準備、午後は撮影に合わせて救護待機

水辺でのスポーツ撮影という特性上、転倒や落水、寒冷による低体温症のリスクが想定されていました。また、出演者の体格や運動負荷も考慮し、急変時の対応体制を重視して計画を策定しました。

現場では、救急救命士による巡回・体調確認・応急資機材の携行を行い、発症リスクの早期発見および迅速な初期対応が可能な状態を維持しました。2日間を通じて重篤な案件はなく、現地対応のみで完了しています。

人員構成	救急救命士2名（1日あたり）
救護車両	ハイメディック1台

▼ 関連リンク

事前の打ち合わせ段階にて、制作会社様より「水上スポーツという特性上、安全管理体制を確立したい」とのご要望がありました。撮影は冬場の屋外で、寒風の影響を受けやすく、保温対策も必要とされました。

Sun Roadでは、出演者・スタッフの体調急変や事故を未然に防ぐため、撮影スケジュールに沿った待機配置、巡回タイミング、休憩時の声がけ対応などを計画的に実施しました。

現地では、安全エリアの確認、医療資機材の展開、救護員による巡回を行いました。特にフライボート競技中は、転倒や衝突による負傷リスクがあるため、常時水際にて即応体制を維持しました。

スタッフ・出演者の体調不良に対してもその場でバイタル確認を行い、必要に応じて関係各所と連携できる体制を事前構築。結果として大きな事案は発生せず、安全に業務を終えました。

2日間にわたり、重篤な救護案件はありませんでした。軽度の疲労・寒さによる体調不良などは数件ありましたが、いずれも現地で対応可能な範囲であり、病院搬送には至っておりません。

また、体格の大きな出演者の安全管理についても、事前に共有された情報に基づいて対応機材を調整し、問題なく対応ができました。

屋外・水辺・寒冷地といった条件が重なる現場では、医療救護体制の構築が非常に重要です。Sun Roadでは、医療資格者による対応、事前準備・資機材の持参、スケジュールに応じた柔軟な人員配置を強みとし、撮影現場・イベント会場での安全確保に貢献いたします。

撮影やイベントでのリスクマネジメントをご検討の企業様は、お気軽にご相談ください。事前打ち合わせ・現地調整を含め、現場に最適な救護プランをご提案いたします。

▼ 関連リンク