・病院移転に伴う新病院への入院患者搬送業務
・2023年9月30日 7:00〜11:00(リハーサル)
・2023年10月7日 7:00〜11:00(リハーサル)
・2023年10月30日 7:00〜11:00(本移転)
・旧病院ICUで治療中の患者様を新病院病棟に搬送
・患者様急変時、医師・看護師と連携した対応
・各民間救急事業者との連携
医療車両(救急車タイプ)
1台2名(補助員・ドライバー)
補助員:救急救命士
・心電図モニター
・SPO2モニター
・医療用吸引器
・携帯用:酸素ボンベ500L(ピン式)1本
・車載用:酸素ボンベ1500L 2本
・A E D
・心電図モニター
・観察資器材(サチュレーションモニター、血圧計、聴診器、体温計、検眼ライト)
・搬送用資器材(ストレッチャー、スクープストレッチャー、布担架)
本病院移転は、リハーサル2回と本移転の計3日間をかけて行われました。
病院移転では、介護タクシー事業者と民間救急事業者の複数が連携して搬送しました。
<主な業務分担>
介護タクシー事業者:酸素投与や点滴処置をされている対象者を車椅子やストレッチャーで搬送。
民間救急事業者:人工呼吸器や複数の輸液ボンプ、シリンジポンプなどが装着されている重症者をストレッチャーで搬送。
本移転の搬送業務を確実、円滑に行うために、リハーサルを2日間行いました。
リハーサルの具体的な内容は下記のとおりです。
旧病院内で患者様をストレッチャーに移乗し、車両までの経路
ICUの患者様は医療処置が多く、容態変化の可能性が高いことから、資器材の不足などが無いように、旧病院から新病院へ搬送する際の医療資器材などについて入念に打ち合わせしました。
病院スタッフも実際に民間救急車両に乗車してもらい、資器材の配置や患者様の医療処置の継続について打ち合わせしました。
旧病院から新病院へのルートを実際に走行し、ルートの誤りが無いようにしました。
介護タクシー事業者と民間救急事業者で、新病院の車両到着口が異なることから、新病院への進入経路などを入念に確認しました。
患者様が新病院に搬送中、容態変化した場合の対応について、医師や看護師と打ち合わせを行い、対応要領を確認しました。
車内から患者様を降車させた後、新病院の所定の位置へ移動する経路についても確認し、本番でスムーズな搬入が行えるように確認しました。
当日は、消防救急や市役所職員、複数の民間救急事業者など、多くの関係機関が集まり病院移転業務にあたりました。
弊社も、事前に医療資器材の最終作動確認やボンベ残量などの確認を行い準備しました。また、リハーサルでの修正事項や検討事項を話し合い、万全な状態で搬送を迎えることができました。
患者様搬送中、容態変化もなく無事に新病院へ移転することができました。
本病院の移転は、多くの関係機関が集まって行なった一大プロジェクトとなりました。
病院移転業務だけに限らず、多くの関係機関が関わるイベントや救護活動で大切なことは、「緻密な計画と打ち合わせ」にあると感じました。
何事にも臨機応変に対応できることは何よりですが、万事に備えてリスク管理をすることがプロジェクトを成功させる上では非常に重要になります。
Sun Roadでは、万事に備える綿密な計画を立てるマニュアルを作成しており、より一層多くの方々に安心を届けることができると確信しております。
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