関西地方〜関東地方【新幹線搬送】

搬送内容

年齢 / 性別：80歳代 / 男性

体格：普通

ADL：全介助

同乗者：ご家族さま

医療処置：なし

病名：末期がん

搬送車両：新幹線/救急車

介助員：救急救命士

搬送経路：病院〜介護施設

お問い合わせ

搬送の一週間程前に、ご家族さまからご相談を承りました。
お話を伺うと、高齢のお父さまは末期がんのため大阪の病院に入院していましたが、最期は“ご家族の近くで過ごして欲しい”とのことで、大阪の病院から関東地方の介護施設までの移送を計画されているとのことでした。

患者様の状態や医療処置、費用面等のご希望などを伺う中で、今回の移送方法として、車両と新幹線を使用した方法をご提案させていただきました。

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連絡調整/各種手配

弊社では、できる限りご依頼者さまの負担を軽減できるよう、ご依頼いただいた後は全て弊社が調整及び手配致します！
具体的には以下をご参考ください▼

①入院先から最寄りの新幹線乗車駅までの搬送業者の手配。
②搬送当日、新幹線に乗車される方全員分のチケット及び多目的室などの手配。
③入院先や搬送先の相談員及び医療従事者との連絡調整（患者様の状態や医療処置についての申し送り）。
④新幹線到着駅から搬送先までのスタッフ及び車両の手配。
※また、必要があれば患者様の軽食などの準備をさせていただくこともできます。

今回に限らず医療機関や介護施設などはベッド状況により急遽日程が変更になることがよくあります。
土日のご移動は両施設とも患者様のベッド移動に伴う人員が確保できないとのお話をいただくことがありますが、ご心配には及びません。
連携業者を含め、弊社スタッフが搬送元のベッドから搬送先のベッドまでのご移動のお手伝いをさせていただいております。

その他にも、できる限りご依頼者さまのご要望に添うよう、臨機応変に対応させていただきます。

搬送当日

新幹線車内で患者様に付き添う救命士スタッフは、前日に現地入りしてチケット購入や搬送経路の確認を行います。

当日、新幹線乗車駅にて連携業者さまと弊社スタッフが合流し、協力しながら患者さまを新幹線の「多目的室」内にお搬びさせていただきました。

到着駅まで約2時間半の旅です。
患者さまは横になりながら外の景色を楽しんでいらっしゃいました。

途中、水分補給とオムツ交換のお手伝いをさせていただき、ご家族やお仕事のお話を伺いながらゆっくりと過ごしました。

到着駅では弊社の搬送スタッフがストレッチャーを準備して待ち構えております。
患者さまにご負担がかからないよう、丁寧にストレッチャーに移動して車両に向かいます。
患者さまは新幹線内ではずっと起きていらっしゃったため、穏やかな運転の車内で患者さまはウトウト眠っていらっしゃいました。

施設に到着すると、明るいスタッフの皆さまに迎えられ、お部屋に向かいました。
施設のベッドにご移動し、帰り際のご挨拶を申し上げたところ、患者さまから力強い握手とともに、「今日はどうもありがとう。」とのお言葉をいただきました。

患者さまに残された期間は長くはないとのことですが、どうか1秒でも長くご家族との幸せな時間が続きますよう、弊社一同心から願っております。

ご利用者様の声

遠方に一人で入院中の父を私の住む近くの施設に入所させようと思い、手段を模索する中、Sun Roadさんをホームページから知りました。
病状が思った以上に悪く、移動に心配は尽きませんでしたが、全行程に医療従事者の方が付き添っていただき、チケットを含めた全ての手配や病院との調整までしていただいたおかげで、私の負担はほとんどありませんでした。本当に助かりました。
参考までに、費用面でも納得のいく価格で、ここまでの安心を得られるなら、大切な人の移動を考えている方は絶対にSun Roadさんに依頼した方がいいと思います。
まずは相談だけでもいいと思います。その時点で彼らの良さがわかると思います。

Sun Roadの皆さまもお身体に気をつけて、どうか私のように困っている沢山の方の力になってあげてください。この度は本当にありがとうございました。