年齢 / 性別:50歳代 / 男性
体格:大柄
ADL:自立
同乗者:家族
医療処置:なし
病名:アルコール依存症/てんかん
搬送車両:救急車
介助員:心理カウンセラー(救急救命士)
搬送経路:自宅〜病院
搬送の前日にご家族様からご相談がありました。
お話を伺うと、ご本人さまは数年前に「アルコール依存症」との診断を受けるも、お酒を止めることができず、日に日に酒量が増していった結果、支離滅裂な言動が著明になり、認知症のような症状も出現してきたそうです。
つい先日も路上で「痙攣発作」を呈し、意識消失に至り、搬送先の病院の医師から「精神科」の受診を強く勧められたとのことで、弊社への相談に至ったとのことでした。
弊社では早速、人員及び車両の調整を行い、翌日の搬送に備えました。
当日は、診察時間に間に合うよう早朝にご自宅へ伺いました。
意外にもご本人さまは落ち着いておられ、病院へ行く準備も整っていました。
お話を伺うと、ご家族さまからご本人さまに「てんかんの治療」のため民間救急を要請したと説明されたとのことでした。
救急車に向かいながら、救急救命士である弊社スタッフが会話をしながらご本人さまの様子を観察します。
ご本人さまは既にアルコールを摂取しているようで、呼気からアルコール臭を認めました。さらに、ご本人さまの両手は細かく震えており、アルコールの『早期離脱症状』を認めました。
Point!
〜アルコール依存症による離脱症状〜
アルコール依存症の患者さまは、体内のアルコール濃度が低下してくると、手の震え、幻覚、幻聴などの様々な自律神経症状や情緒障害が見られるようになります。
これを「離脱症状」と呼び、起きる時期によって、「早期離脱症状」と「後期離脱症状」に分けられています。
急性期のアルコール離脱症状は、断酒後48時間で最も強く出現し、4〜5日間続くと言われています。
なお、急性期の症状を脱しても、3ヶ月〜6ヶ月にわたり、不安や不眠、自律神経機能の異常などが継続する方もいます。
車内では弊社心理カウンセラーが何気ない日常会話から、徐々にアルコール依存への会話に切り替えていき、これから行われる精神科での治療に向け前向きな姿勢が取れるよう促していきます。
病院到着後は、診察室にご自身で歩いて入室していただき、突発的な興奮状態に対応するため、弊社スタッフも同席しました。
診察が開始されると、ご本人さまは担当医の話を真摯に受け止め、入院治療に前向きな姿勢で病棟に上がって行かれました。
これからご本人さまに訪れる「アルコール離脱症状」を乗り越え、健やかな生活を送ることができるよう、弊社スタッフ一同心から願っております。
普段からお酒を大量に飲む家族が、数年前から徐々に様子がおかしくなってきました。
本人自らアルコール依存の治療を受ける筈もなく、時間が経過するとともに症状が悪化していきました。
一日中アルコールが入っている状態で、暴言が酷いだけではなく、手の震えや家を出たり入ったりと認知症のような行動を取るようになりました。
これはもうダメだと思い、何とかしようと思いましたが、家族だけではどうすることもできず、Sun Roadさんに相談させていただきました。
スタッフの方は親身になって私の相談に乗ってくださり、精神科での緊急の診察が必要であることを教えていただきました。
そこからのSun Roadさんのスピード感はとても早く、Sun Roadさんが持つ医療ネットワークを駆使して入院可能な精神科の病院を見つけてくださいました。
そしてなんと、相談した翌日に診察をしてくださることになりました。
結果、本人は緊急入院となり治療に励んでいます。Sun Roadさんがいなければ本人も家族も苦しい時間が長引いていたと思います。
本当に感謝しております。退院後も再発してしまわないか心配ですが、Sun Roadさんという強い味方ができたことで家族の心の支えになっています。
また何か困ったことがありましたら、ご相談させていただきたいと思います。
運賃、介助料、交通費、精神対応加算、など
合計金額 約210,000円
※走行距離、対応時間、医療処置内容により、費用は変動します。
★搬送をご検討されている方は、お気軽にお問い合わせください。★
※相談料、お見積もり無料
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