東京23区〜九州地方【新幹線搬送】

搬送内容

年齢 / 性別：50歳代 / 男性

体格：普通

ADL：全介助

同乗者：父親

医療処置：なし

病名：筋ジストロフィー

搬送車両：新幹線/救急車

介助員：救急救命士

搬送経路：病院〜病院

お問い合わせ

搬送のニ週間程前に、都内大学病院の相談員さまからご相談を承りました。
お話を伺うと、入院中の患者さまをご両親が住む九州地方の病院に転院させるにあたり、ご家族は新幹線を使用した移動を希望されているとのことでした。

弊社では早速患者さまの詳細な状態を伺い、最適な移動ルートを検討していきます。

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連絡調整/各種手配

弊社では、できる限りご依頼者さまの負担を軽減できるよう、ご依頼いただいた後は患者さまの移動に関わる全てを弊社が調整及び手配致します。具体的には．．．

▼

①入院先から最寄りの新幹線乗車駅までの搬送業者の手配。
②搬送当日、新幹線に乗車される方全員分のチケット及び多目的室などの手配。
③入院先や搬送先の相談員及び医療従事者との連絡調整（患者様の状態や医療処置についての申し送り）。
④新幹線到着駅から搬送先までのスタッフ及び車両の手配。
※また、必要があれば患者様の軽食などの準備をさせていただくこともできます。

できる限りご依頼者さまのご要望に添うよう、臨機応変に対応させていただいております。
今回のご依頼は結果的に病院間での転院調整がなかなか進まず、ご依頼から約2週間後の移動となりました。
弊社ではこの間にも相談員様を通して患者様の状態を確認し、容態変化による移動手段の変更に備えます。

搬送当日

搬送当日、都内は朝から雨模様。
九州の病院に15時までに必着との条件があったため、弊社スタッフは早朝に患者様をお迎えに上がりました。

弊社救命士スタッフが、担当看護師より最新の患者様の状態や移動時の注意事項等の「申し送り」を受けます。
患者様を救急車に収容した後は、ご家族様との待ち合わせ場所である「東京駅」に向かいます。
早朝のため、渋滞もなく東京駅に到着することができました。ご家族様と合流した後は、駅員さんの誘導でホームに向かいます。

新幹線車内では、患者様と弊社スタッフは「多目的室」というお身体の不自由な方、授乳される方、ご気分が悪くなった方などが使用する特別な個室を予めご用意させていただきました。
東京から九州まで約5時間の道中、患者さまは外の景色を楽しみながら軽食を摂ったり、お昼寝をしながらゆっくりとした時間を過ごしました。

九州に到着すると、ホーム上には連携業者さまがストレッチャーを準備して患者さまの到着を待っていました。
弊社スタッフと連携業者さまが協力しながら患者さまを車両にお連れしました。

新幹線到着駅から更に1時間30分の距離を弊社スタッフ付き添いのもと転院先へと向かいます。
病院に到着すると、そのまま病棟のベッドまでご移動させていただき、道中の様子やバイタルサインなど、担当の看護師に申し送りさせていただきました。

患者さまは今回のご移動で無事にご家族の近くに戻り、指定難病の専門病院で治療が開始されることとなりました。
ご家族さまの近くで治療が進み、今後患者さまの状態が軽快していくよう弊社スタッフ一同、心から願っております。

ご利用者様の声

東京の病院で一人で入院中の息子を、私の住む九州の病院に転院させようと思い、入院先に相談しました。病院の相談員から紹介を受け、Sun Roadさんを知りました。
「民間救急」がどういうものか今まで全く知りませんでしたが、私の息子のように介助が必要な人の移動の手助けをしてくれるとてもありがたい存在でした。
Sun Roadさんはチケットや車両の手配など、煩雑な調整を一括して進めてくれたため、非常に助かりました。また、私と病院の間に入っていただき、移動時の医療的な内容も分かりやすく伝えてくださいました。
息子は容態が悪くなることもなく、快適に移動ができたようです。本当にお世話になりました。