年齢 / 性別:80歳代 / 女性
体格:痩せ型
ADL:全介助
同乗者:家族
医療処置:人工呼吸器/酸素吸入/痰吸引
病名:脳血管障害後遺症
搬送車両:ハイエース(リフト車)
介助員:救急救命士
搬送経路:病院〜病院
搬送の一週間程前、病院の相談員の方からご相談がありました。
お話を伺うと、入院生活の長い人工呼吸器を装着した患者様を転院させたいとのことでした。
非常にデリケートな患者様のため躊躇される業者さんが多く、弊社にご相談されたとのことでした。
弊社は全員が東京消防庁の救急隊として長年、救急医療の最前線で戦ってきた経験を持つスタッフで構成されております。
救急医療に携わる中で、日常的に人工呼吸器を使用した患者様を搬送してきたことから、今回のような高度な医療処置を継続したままお搬びすることが可能となります。
また、万が一、機械トラブルにより装置が停止したとしても、バックマスクを使用した人工的な「補助換気」を行いながら問題なく搬送することができます。
*Sun Roadだからできるポイント*
これは患者様の呼吸に合わせて送気する繊細な手技となるため、熟練の救急技術を持つ弊社ならではのバックアッププランと言えます。
当日は雲一つない晴天ですが、気温はかなり低く風も強いため十分注意が必要です。
病院に到着し、病棟に上がると患者さまはベッド上にいらっしゃいました。
気管切開部位から人工呼吸器が装着され、看護師さんたちにより退院の準備が進められていました。
弊社のスタッフがご挨拶させていただくと、患者さまは優しく頷かれました。
介助員の救急救命士が各資器材の接続状態や、作動状態の確認を終えたのち、移動を開始します。
車内に入ると少し呼吸が苦しそうで、ゴロゴロと痰がらみを認めました。
介助員の救急救命士が聴診器で患者さまの「痰」の位置を確認します。
その後、患者さまの身体を少し傾かせて痰が気管に流れ落ちたところで吸引を開始。
痰が取れると呼吸状態は改善され、ゴロゴロといった「喘鳴音」は聞こえなくなりました。
転院先へ向かうまでの間、患者さまは外の景色を眺めておられました。
今回、相談員の方から「入院生活が長い患者さま」と伺っていたため、今回のご移動では景色が見られるよう窓の多い「ハイエースタイプ」の車両をご用意させていただきました。
約40分の道のり。ゆっくりと冬の晴れ間を楽しみながら、転院先に到着することができました。
こんなにたくさんの医療機材を付けた状態では家族だけで移動させるのは不可能でした。
入院先の相談員の方からSun Roadさんを紹介していただき依頼することにしました。
人工呼吸器を付けたまま移動となるとかなり大掛かりでしたが、Sun Roadさんは元救急隊の方ということで機材の取り扱いや、痰の吸引など手慣れた様子で丁寧に行なっていただけたので、見ていてとても安心できました。
さらに、ここまで質の高いサービスにも関わらず経済的な金額で非常に驚きました。
沢山の人に知られて予約が取れなくなるのは困りますが、とても丁寧で良いサービスです。
移送が必要な際はまたお願いしたいと思っています。
運賃、介助料、高速費など
合計金額 約30,000円
※走行距離、対応時間、医療処置内容により、費用は変動します。
★搬送をご検討されている方は、お気軽にお問い合わせください。
※相談料、お見積もり無料
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