ご相談をいただいたのは、地域包括支援センターのケアマネージャー様からでした。
お話を伺うと、患者様は80代の女性で、認知症を患っており、意思疎通が難しい状態。
内科的な疾患の治療も併行して行わなければならないにも関わらず、医療機関での受診を頑なに拒否している状態であるとのことでした。
これまでは、ご主人様が患者様の介護をされていましたが、突如ご主人様が長期入院となり、患者様はひとりでの生活が困難に。
現在は、患者様の妹様が付きっきりで介護されていましたが、限界を感じられ、やむを得ず搬送のご依頼となりました。
搬送当日は、午前9時頃、荒川区にあるご自宅へ訪問いたしました。
住宅街の一戸建てで、患者様とは長年のお付き合いがあるご近所の方がドアの開錠などを手伝ってくださいました。
弊社スタッフが患者様のご様子を伺うと、自力歩行が難しく、ストレッチャー対応が必要な状態。
患者様は突然のスタッフの訪問に少し驚かれていらっしゃいましたが、スタッフの服装や明るい表情を見て、病院へ向かうことを理解されたご様子です。
患者様はスタッフの促しにより、外出の準備を進めようとしていたため、お手伝いさせていただきました。
同意者の妹様は、顔を合わせると患者様が興奮するとのことで電車で搬送先の病院へ先行されました。
搬送中、患者様はスタッフの声がけで落ち着いており、抑制などの必要もなく、10時過ぎに無事東京足立病院へ到着しました。
ご近所の方による施錠管理や、患者様に対するお声がけなど、地域のつながりと支援体制のありがたさを感じる搬送でした。
この度は本当にありがとうございました。
正直なところ、妹である私ひとりではどうして良いか分からず、限界でした。
姉を一人にしておけず、姉の夫も入院していて、精神的にも体力的にもいっぱいいっぱい…。
そんな中、ケアマネージャーさんから紹介いただいたサンロードさんにお願いして本当によかったと思いました。
自宅での声掛けや行動の促し方など、非常に丁寧で、プロフェッショナルを感じる対応でした。
おかげさまで、姉は普段見ることがないほど落ち着いた様子で無事に病院まで搬んでいただきました。
無事に入院が決まり、私もようやく少し安心することができました。
本当にありがとうございました。
また何かあればぜひお願いしたいです。
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