ご家族様(旦那様)より「妻の精神状態が著しく不安定となり、警察の保護下にある。早急に精神科への受診が必要だが、病院が見つからない」とのご相談をいただきました。
ご本人様は支離滅裂な言動・不穏行動・自責・興奮状態が継続しており、家族や警察でも対応困難な状況に。
これまでにも複数回の警察保護・行方不明事案・錯乱による通報歴があり、今回も複数の警察機関が関与した経緯の上で、保護に至ったとのこと。
しかしながら、警察官による23条通報(措置入院)は棄却されてしまったため、行き先が見つからないため藁をも掴む思いで弊社に相談したとのことでした。
ご家族様から相談を受けた弊社心理カウンセラーは、さらに詳細な情報聴取を開始。
その情報は社内の精神科救急チームに共有され、救急隊時代の経験を生かし、精神科医療機関選定を開始しました。
数十件の医療機関選定を行なった結果、板橋区の成増厚生病院での受入れが決定しました。
同日、田無警察署にスタッフ4名体制で到着。
警察署内での事前説明を受け、支離滅裂な言動・情緒不安定さを考慮して慎重に接触開始。
本人の緊張感を和らげるため、声がけ・間合い・動線を十分に配慮し、スタッフ誘導のもとスムーズに乗車していただくことができました。
搬送中もスタッフが常に観察を行いながら穏やかに移送し、予定通り成増厚生病院まで無事に搬送完了。
ご家族様・警察・病院側からも「専門的な現場対応で安心して任せられた」と高くご評価いただきました。
妻の状態が非常に不安定で、家族だけでは全く対応できない状況でしたが、Sun Roadさんが迅速かつ丁寧に対応してくださり、入院先まで調整していただき本当に助かりました。
警察の方のお話によると、こういった状況で精神科の病院を選定して連れて行ってくれる民間救急はSun Roadさんしかないとのことで、Sun Roadさんと繋がることができた奇跡に感謝です。
警察・病院とも連携してくださり、無事に入院できたことに心から感謝しております。
今後もしまた何かあった際は、お願いしたいと思います。
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