対応!
詳細なご相談内容がある方
ご相談はご本人のお母さまからでした。
3年前よりうつ症状が続き、過去には遁走して警察介入のもと病院へ入院した経緯もありました。
その後は往診医や訪問看護により在宅対応が行われていましたが、症状が悪化し、往診医の判断で「入院が必要」とされました。
しかし、ご本人は「病院には行きたくない」と強い拒否を示しており、高齢の家族だけでは対応が難しいため、民間救急による介入を希望されました。
当日、ご自宅で接触すると、ご本人は突発的な訪問刺激に強い怒りを示し、家族に当たろうとする様子が見られました。
すかさず心理カウンセラーが間に入り、穏やかに説得を開始しました。
「病院には行かない」と次々に理由を挙げるご本人に対し、カウンセラーは多角的にアプローチ。ご本人の思いを否定せず、寄り添いながら説得を続けました。
根気強い対応の結果、ご本人は「とりあえず診察だけなら」と納得し、自らの足で車両に向かいました。
病院に向かう車内では、入院告知による急激な不安を避けるため、「医療が介入することの大切さ」を丁寧に説明。到着時には「入院になるかもしれないね」とご本人も心の準備をされていました。
診察の結果、医師から入院が必要と告げられると、「やっぱりですか。じゃあよろしくお願いします」と穏やかに受け入れられ、家族は驚きとともに涙を流されました。
入棟もスムーズで、興奮は一切なく、安心して病院スタッフへ引き継ぐことができました。
この度は本当にありがとうございました。
本人が強く拒否する中で、家族だけではどうすることもできず、大変不安でした。
Sun Roadのスタッフの方々は怒りを示す本人に対しても冷静に接してくださり、最後には本人が自分の意思で病院へ向かう姿に本当に驚きました。
診察時にも落ち着いて入院を受け入れる姿を見て、長年寄り添ってきた家族として感慨深く、涙が出ました。
プロの介入があってこそ、この結果につながったと強く感じています。
精神疾患搬送や長距離搬送など、患者様の状態に応じた搬送のご予約・ご相談を承ります。
詳細なことが決定していない場合でも、まずはお気軽にご相談ください。
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