ご相談は杏林大学病院の相談員様から直接いただきました。
ご家族様と病院での話し合いの末、専門的な医療支援が可能な岩手県の病院へ転院されることとなりました。
患者様は脳血管障害の既往があり、気管切開部位からの吸引が必要な状態で、新幹線による搬送をご希望とのことでした。
搬送当日は早朝6:45に杏林大学病院へお迎えにあがりました。
病棟でストレッチャー搬送の準備を整え、7:15に出発。東京駅までは弊社の医療用車両で移動し、多目的室のある「やまびこ号」に乗車しました。
ご本人は気管切開後で人工鼻使用中でしたが、吸引器を車内・新幹線内の両方で準備し、吸引が必要となる場面にも迅速に対応できる体制での搬送となりました。
新幹線では看護師が付き添い、呼吸状態やバイタルに変化がないか常時観察。
12:30頃に水沢江刺駅へ到着後、連携業者様の車両で13:00過ぎに無事、美希病院へと到着しました。
途中、吸引処置は搬送中には不要でしたが、医師の指示により準備を万全に整え、必要時に即応できるようにしていました。
このたびは兄の搬送で大変お世話になりました。
東京から岩手までの長距離搬送ということで、家族としても不安がありましたが、Sun Roadさんが丁寧に説明をしてくださり、費用や対応内容も明確だったので安心してお願いできました。
搬送当日は早朝にも関わらず、テキパキと病院スタッフと連携してくださり、新幹線内でも看護師の方が常にそばで兄の様子を見てくださって、本当にありがたかったです。
無事に美希病院に到着できたこと、そして何より兄が落ち着いた状態で運ばれていったことに、家族一同感謝しております。本当に、ありがとうございました。