ご家族様より「母のがんが末期となり、主治医から余命僅かと告げられた。どうしても東京の家族の元へ戻し、家族全員で看取りたい」とのご相談をいただきました。
患者様は 多発骨転移による強い痛みやADL低下があり、医療用麻薬管理・酸素投与・点滴管理が必要 な状態でした。
車両搬送か新幹線搬送かで悩まれていましたが、主治医とも相談のうえ「できるだけ移動回数が少なく、ご家族も同行できる車両搬送」を選択。
途中、誕生したばかりのお孫さんに会わせたい というご家族のご希望もあり、自宅への立ち寄りも組み込んだプランをご提案いたしました。
搬送当日は7時30分に 近畿大学奈良病院 にスタッフが到着し、主治医・看護師様と当日の状態や注意事項を詳細に確認。
点滴スケジュール、麻薬の管理、痛みコントロールなどを万全に整えてから搬送を開始しました。
搬送車両では ストレッチャーにクッションを追加 し、腰部の痛みを軽減。
酸素投与や点滴の管理は当社看護師が常時モニタリングし、ご家族の安心感も考慮して 声かけを丁寧に行いながら進行しました。
途中、長男様宅に立ち寄り、お孫さんとの初対面の時間 をしっかり確保。
その後、東京都板橋区の 富士見病院 に予定どおり17時に到着。
事前に情報共有していたため、スムーズにお引き渡しを完了しました。
ご家族様からは「希望を叶えてもらえて本当に良かった」と深い感謝のお言葉をいただきました。
母の容態が急に悪化し、主治医からは「あと僅か」と聞き、どうしても東京に連れて帰りたい一心でSun Roadさんに相談しました。
短い準備期間にもかかわらず、親身になってプランを考えてくださり、希望だった 孫との対面を叶えていただきました。
車両の中でも母の痛みや呼吸状態を常に見守っていただき、看護師さんがついていてくれたことで本当に安心できました。
母も産まれたばかりの私の子供と対面したときに、子供を腕に抱き、幸せそうな表情を浮かべてくれたことが忘れられません。
搬送というより、「家族の大切な時間を作っていただいた」という感覚で、心から感謝しています。
今後、もし知人で同じような状況の方がいたら、迷わずSun Roadさんをおすすめしたいです。本当にありがとうございました。
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