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Works 搬送実績
2025年12月29日
精神科搬送(医療保護入院、措置入院対応)

千葉県松戸市〜関東近郊精神科専門病院へ【精神科救急隊】

搬送概要

ご相談内容

今回のご相談は、ご家族さまからSun Road救急サービス公式LINEにいただきました。

ご本人さまは、関東近郊県にあるご家族との住まいを離れ、千葉県松戸市の別宅で単身生活を続けていました。

以前より「電波で攻撃されている」「誰かに監視されている」などの妄想が強く、統合失調症が疑われる状態であったものの、ご本人さまには「病気である」という認識がなく、通院や服薬も自己中断された状態が続いていました。

ご家族さまと医療機関との協議の末、関東近郊県の精神科専門病院で医療保護入院が決定。しかし、

• ご本人さまが病院のある地域に戻ることを強く拒否していること

• 別宅の室内がアルミホイルで覆われるなど、妄想に基づいた防衛行動が顕著であること

• ご家族さまのみでの移送は危険を伴うこと

といった事情から、「精神科搬送に専門的な知識と経験を持つチーム」による介入が必要と判断され、Sun Roadの精神科救急隊へご相談をいただきました。


【Sun Road 精神総合相談窓口】
こんなお悩みありませんか?
▶︎認知症などの症状が増悪し、本人との会話がままならない…
▶︎精神病の陽性症状が強く見られ、どう接したら良いか分からない…
▶︎本人が処方薬の服用を中断し、どのような対応したら良いかわからない…
▶︎精神病院の退院後、精神症状が改善せず悩んでいる…

〜 一人で悩まずにSun Roadと一緒に解決を 〜


搬送内容(当日の様子・精神科救急隊の対応)

1)猛暑日の訪問と、アルミホイルで覆われたお部屋

搬送当日は、朝から真夏日を思わせる強い日差しの中、精神科救急隊スタッフ3名(うち1名は心理カウンセラー資格保有)が千葉県松戸市の別宅に向かいました。

玄関前でご家族さまと合流し、状況を再確認したうえで、ご本人さまのお部屋へ向かいます。ドアを開けた瞬間、スタッフの目に飛び込んできたのは、壁一面に張り巡らされたアルミホイルでした。

電波から身を守ろうとするご本人さまの必死の防衛。その光景から、「どれほどの時間、どれほどの不安の中で過ごしてこられたのか」が伝わってきました。

2)怒声と拒否、そして「意味不明」な言動の連続

Sun Road精神科救急隊の姿を目にした途端、ご本人さまは鋭い怒声を上げ、強い威嚇行動を示されました。

こちらからの声かけや説明には耳を貸さず、精神科領域でいう「支離滅裂な発言」が続き、行動のコントロールも徐々に難しくなっていきます。


こうした状況が続く中で、スタッフは「このままでは、ご本人さま自身の安全も、ご家族さまの安全も守れない」と判断しました。

3)訓練に基づいた安全な身体介入と車内収容

Sun Road精神科救急隊では、精神科医療現場の教育プログラムを参考にした非暴力・非侵襲的な身体介入を学び、日々訓練を重ねています。

この日も、ご本人さまの尊厳を守りながら、安全を確保するために、


を最優先とし、複数名のスタッフで連携しながら、そっと両脇を支えるような形でご本人さまを誘導。

大きな力をかけるのではなく、「包み込むように支える」ことで、短時間で安全に車内へ収容することができました。

4)車内での心理的支援と、診察室への同行

車内移動中も、ご本人さまの興奮や妄想は完全には収まりませんでした。

心理カウンセラーは、会話が成り立たない状況であっても、


といった「非言語的な安心感」を重視しながら同乗。意味ある対話が成立しにくい中でも、「ここは安全な場所である」「自分はひとりではない」という感覚を少しでも持っていただけるよう、そっと寄り添い続けました。

関東近郊県の精神科専門病院に到着後は、Sun Roadスタッフが付き添い、ご本人さまはスタッフの介助のもと診察室へ入室。

診察室に入った瞬間、ご本人さまの中で「一瞬だけ」取り繕うような様子も見られましたが、精神科医は冷静にご本人さまの状態を観察し、必要な評価を丁寧に進めてくださいました。


その後、医療チームと連携しながら病棟へ移動。ご本人さまは病棟スタッフの声かけに従い、無事に入院となりました。

ご家族さまの声

「家族だけでは到底連れて行くことができませんでした。

別宅でひとり、アルミホイルに囲まれながら過ごしていた姿を見て、本当に胸が苦しかったです。

当日はとても暑い中、スタッフの皆さんが汗だくになりながらも、娘(※ご本人さま)を責めることなく、ただただ安全を第一に動いてくださっているのが伝わってきました。

病院に着くまでの長い道のりを、無事に乗り切ることができたのは、精神科救急隊の皆さまのおかげです。

これから治療が始まりますが、『ひとりじゃないんだ』と感じることができました。本当にありがとうございました。」

(※内容はプライバシーに配慮し、一部要約・編集しています)

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