東京23区　　【説得】

搬送内容

年齢 / 性別：4０歳代 / 男性

体格：やせ型

ADL：良好

同乗者：ご家族様1名、福祉担当者1名

医療処置：なし

病名：気分障害、過食症、自傷行為あり

搬送車両：救急車タイプ（歩行可能）

介助員：救急救命士3名

搬送経路：自宅〜病院

搬送の様子

患者様のお母様より、「息子を精神科の病院へ入院させたいが、病院へ向かう途中で逃げられてしまった。その後外出も嫌がり、入院拒否をしている。どうにか病院へ連れて行きたいが、どうにかならないか」とSun Roadへ相談の電話がありました。

内容をお伺いすると、40歳代男性、もともと精神科で通院していたが、自傷行為や薬物の過量服用などで救急搬送されることもあり、担当医より一度入院して療養するよう指示があったとのこと。

生活保護を受けられているとのことで、担当の福祉事務所の方へ相談内容を説明。搬送費などを含め、Sun Roadで担当することになりました。

※生活保護を受けられている場合、搬送費の支給については福祉事務所や役所になる場合があるため、弊社では事前に担当者に必ず確認をとっております。

搬送前日にはブリーフィング（患者様の状態と搬送計画の打ち合わせ）を行い、搬送員で情報共有を行いました。
搬送当日、まずは患者様を興奮させないよう最低限の人数で部屋に入り、弊社心理カウンセラーが、患者様とのコミュニケーションを試みました。丁寧に優しく会話を交わすことで、終始落ち着いた様子でお話をされていましたが、やはり「病院へは行きたくない。入院はしたくない。」と訴え続けていました。

治療の必要性やご家族様の心情、患者様の心理状況について根気よく話を聞き、信頼関係を築くことで、徐々に心を開いてくれるようになりました。福祉担当者の方も優しく声をかけてくださり、最終的には自分自身の足で、車両へ乗り込むことができました。

患者様自身、「このままではいけないことはわかってはいたが踏ん切りがつかなく、今回親身に話を聞いてくれたおかげで、一歩進む勇気が出てきた」とのお話でした。

病院到着後についても、自らの足で診察室まで入り、医師に話を真剣に聞いていました。ほっとした表情のご家族様にご挨拶をし、我々は病院を引き揚げました。

Sun Road救急サービスの役割は、患者様の安全と健康を守り、ご家族様のお悩みを解決することです。そのため、私たちは常に最善を尽くして対応し、今後も皆様のお力になれるよう、寄り添い続けます。

精神病患者搬送多数実績あり！

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ご利用者様の声

「私だけの力では病院へ連れて行けない」病院へ着いた途端、走り出していく息子の背中を見て、私はそう強く思いました。今後どうすれば良いか全くわからず、HPを見て電話した私に対し、親切・丁寧に説明してくださり、まずほっとしたことが印象的です。私の代わりに福祉の担当者にも連絡をしてくださり、搬送、当日安心して迎えることができました。心理カウンセラーの方が、息子に何度も何度も強く訴えている姿を見て、本当に心強く思いました。まさか、自分で歩いて車へ乗ってくれるとは思ってもいませんでした。無事に入院し治療を始められのはSun Roadさんのおかげです。私のように困っている方をまた助けてあげてください。本当にありあとうございました。

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