東京23区　　　　　　【説得】

搬送概要

年齢 / 性別：50歳代 / 男性

体格：大柄

ADL：自立

同乗者：福祉担当者

医療処置：なし

病名：不眠症・気分障害

搬送車両：救急車タイプ

介助員：救急救命士3名

搬送経路：自宅〜病院

搬送の様子

搬送の2日前に区役所福祉担当者様から、「精神患者さんを1名、医療機関に搬送してほしい。」とのご相談をいただきました。
お話を伺うと、気分障害や不眠症の影響で精神状態が乱れ、同居する家族などにも大声で暴言を吐き、妹さまはバットで殴られてしまったとのこと。
弊社では早速、車両及び人員の調整を行い、搬送に向けての打ち合わせを開始いたしました。

搬送当日、患者様が外出してしまうことを防ぐため、搬送当日は早朝に出発です。
ご自宅に到着すると、福祉担当者さまと合流して最終的な打ち合わせを行います。

患者さまのご自宅にはまず福祉担当者の方が入り、病院に行く旨を説明します。
思わぬ訪問に後退りする患者さまがこれ以上家の奥に入り込まないよう、専門家（心理カウンセラー）が先頭に滑り込み患者さまの意識を家の外に向けさせながらさりげなく玄関に向かいます。

医療機関で治療を受けることで得られる恩恵について、ご本人さまの立場に立って説明させていただいたところ納得していただき、結果的には自力歩行で救急車内へ向かうことができました。

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車内の様子

ご自身で救急車に乗ることができましたが、車内では福祉担当者さまに八つ当たりし少し興奮する一面もありました。

※弊社の心理カウンセラーは、患者さまの葛藤や感情を共感的に理解した上で患者さまの表情や言動、仕草などから繊細な心の動きや変化を読み取ります。
その中で、病気を抱える患者さまの言動や行動全てを無条件に容認することは決してありません。
専門家として客観性を維持し、必要があれば厳しく助言する態度が非常に大切です。 

心理カウンセラーが患者さまに優しく問いかけます。

「福祉担当者さまは、患者さん（ご本人）のために日夜必死に動き回ってくれています。
今日も全てを調整していただいたのは、こちらの担当者さんです。
今は感謝以外の言葉は必要ないのでは？」 

患者さまは、「ハッ」と気付き、担当者さまにご自身の無礼を謝罪されていました。
病院に向かう車内で起きた一瞬の出来事ですが、「共感的に理解する」ということが、同情とは異なる治療的な関係性であることを示した一幕であったのではないでしょうか。
その後、患者さまは終始落ち着いて話をされ、病院に到着してからもご自身の足で診察室に向かい、医師と会話をすることができました。

＼ LINEからもご相談可能 ／

ご利用者さまの声

何度かSun Roadさんを利用しました。以前も精神搬送でお世話になりましたが、今回同様に暴れや暴言がある方に対しての説得能力は他の民間救急とは一線を画すものがあるかと思います。
医療保護入院等、強制力の強い搬送に対しても3名の少数精鋭で迅速対応していただけるため、あまり大袈裟にならず費用も手頃なのでとても助かっています。
今後ともよろしくお願いいたします。

参考概算金額

運賃、介助料、精神病対応加算料金　など

合計金額　約110,000円

※走行距離、対応時間、医療処置内容により、費用は変動します。

★搬送をご検討されている方は、お気軽にお問い合わせください。★

※相談料、お見積もり無料

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03-6338-3683

    
    

        
       
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