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Column スタッフコラム
2023年6月26日

民間救急と119番通報の違い!元救急隊が解説します!


急病やケガなどの緊急時には、誰もが知っている「119番通報」…….
すぐに救急車が駆けつけ、病院へ搬送してくれますが、『救急車』は限られた資源です。

緊急度が低い場合や、入院予定の移送の際は、『民間救急』という選択肢も存在します。
これら2つにはどのような違いがあるのでしょうか。

ここでは、主な違いご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください!

 

                               【目次】

01 | はじめに
02 |救急車について知る

       2-1 | 救急車とは?
       2-2 | どんな人が救急車に乗っているの?
       2-3 | 救急隊の役割
       2-4 | 救急車の適正利用

03 | 民間救急について知る

       3-1 | 民間救急とは?
       3-2 | どんな人が民間救急車に乗っているの?
       3-3 | 民間救急ができること

04 | 救急車と民間救急の違い
05 | 民間救急と救急車のメリット・デメリット
      5-1 | 救急車のメリットとデメリット
      5-2 | 民間救急のメリットとデメリット
06 | いつ救急車を呼ぶのか
07 | 民間救急!実際の搬送事例
08 | まとめ
 

 

01 はじめに


以下のような状況で、あなたは何を頼りますか?

『目の前で人が倒れた・・』
『家族が苦しがっている。どうすれば・・』
『交通事故を目撃・遭遇した』


このような身近な緊急事態は予告なしに訪れます。


▶︎▶︎▶︎そんな時、多くの方が【119番通報】を選択するはずです。
そこで、同じ意味にも捉えられることがある、「救急車」「民間救急車」・・

これら2つの救急医療サービスは何が違うのか?
具体的な状況に応じて、どちらを選ぶべきなのでしょうか?

ここから、救急車と民間救急の違いを詳しく解説しそれぞれのサービスのメリットとデメリット、そしてどのような状況で適切に利用するべきかについて探求し比較していきます。


119番通報について詳しく知りたい方はコチラ

https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/topics/119/

引用先:東京消防庁 公式HP

02 救急車について知る


救急車について、あなたはどれほど知っていますか?
まずは基本的なことから一緒に学んでいきましょう!

2-1 | 救急車とは?

救急車は、緊急医療処置や搬送を必要とする患者を、最寄りの最適な医療施設へ迅速に搬送するための特殊な車両で、24時間365日対応しています。

また、公的な消防署や救急センターが対応し、公設公営のサービスとして、地方自治体によって運営されています。

2-2 | どんな人が救急車に乗っているの?

救急車は、医療従事者による初期対応や救命処置を行うための設備が整っており、救急救命士などの特別な研修を修了した、救命技術を持つ隊員で構成されています。

また、救急隊に乗務するものは、多種多様化する救急現場でも適正な判断や処置ができるように、日々訓練に励んでいます。

2-3 | 救急隊の役割

救急隊は病院の医師に引き継ぐまで、患者の状態を随時評価し、必要な処置を行います。
具体的な処置は以下のようなものです。

・心肺蘇生(CPR) ・気道確保 ・酸素投与 ・体位管理 ・骨折の固定 ・静脈路確保や強心剤の使用

2-4 | 救急車の適正利用

私たちの身の回りでは、突然の事故や病気が起こることがあります。
そんな時、救急車は大切な命を救うための最後の砦です。
しかし、救急車の不適切な利用が増えていることが、深刻な問題となっています。

救急車は緊急性の高い医療が必要な場合に使うべきものです。
軽度のけがや病気、一般的な医療相談のために救急車を呼ぶことは、本当に救急車が必要な人の命を危険にさらすことになります。

こんな時は急いで119番通報!

・意識がない ・激しい胸痛がある ・呼吸困難がある ・大量出血がある ・重大な事故に遭った ▶︎救急車を呼ぶか判断に迷った時はこちらに相談 引用先:東京消防庁公式HP


このような緊急性の高い場合に限り、救急車の利用をお願いします。
救急車を正しく、そして適切に利用することで、本当に必要な人々の命を救うことができます。


救急車の豆知識

https://himedic.toyota-cd.co.jp/gallery/whats_amb/what_amb.html

引用先:トヨタ 公式HP

03 民間救急について知る


民間救急については、まだあまり認知されていない現状ですが、救急車では対応できないような場合でも民間救急なら対応可能なことがあります。そのため、いざという時のために覚えておいてほしい移動手段です。


3-1 | 民間救急とは?

民間企業や団体が運営する救急医療サービスです。
公的機関とは独立して、特定のサービスや料金体系を持つことが多いです。
主に、生命が逼迫していない中等症以下の患者様を対象に、病院の転院送迎を行っています。

民間救急が行うサービスは、費用を伴いますが、県外までの搬送や定時の通院や入退院、イベント(雑踏)における救護所運営など、柔軟な対応が可能という特徴を持っています。

3-2 | どんな人が民間救急車に乗っているの?

事業者により、患者様の介助にあたるスタッフの資格や料金は異なります。
医療に特化した民間救急では、看護師や救命士などのスタッフが患者様を対応してくれる事業者もあります。

3-3 | 民間救急ができること

民間救急は、車内設備が介護タクシーとは異なり、医療機器を搭載しているため、酸素投与や喀痰吸引など移動中でも継続的な処置が行えるようになっています。

Sun Road救急サービスでは、医師・看護師・救急救命士など医療のスペシャリストが介助にあたります。救急車の運転経歴もあり、医療機材も豊富なため安心・安全です。

 

04 救急車と民間救急の違い

基本的に、救急車と民間救急の最大の違いは、それぞれが対応する緊急性の程度とその目的にあります。

◎救急車の目的

救急車の主な目的は、人の生命が逼迫しているなどの緊急医療事態に対応し、患者を適切な直近医療機関へ迅速に搬送することです。

救急車は、重篤な怪我を負った人々や病気の発作、意識不明の状態など、緊急的な医療介入が必要となる状況で利用され、医師の包括的、具体的な指示のもと、救急車内で様々な医療行為を行うことができます。


救急車の目的を簡単に下記にまとめました。

  • ①現場での緊急治療
    ▶︎ 心肺蘇生(CPR)、気道確保、静脈路確保、などの初期対応が医師の包括的、具体的な指示のもと可能。
  • ②患者の安全な搬送
    ▶︎ 病院までの間、患者の状態を安定させ、病院に到着するまでの時間を最小限に抑えることが重要です。
  • ③医師に引き継ぐ
    ▶︎ 救急隊は、患者様の持病や既往歴、バイタルサインなどを現状で聴取し、搬送先医療機関の医師に適正に情報を伝達するまでを担っています。

◎民間救急の目的

民間救急の主な目的は、非緊急の医療搬送を担当し、病院間の移送、診療所から病院への搬送、または患者の自宅から病院への搬送を行うことです。


民間救急の目的を下記にまとめました。


  • ①非緊急の医療輸送
    ▶︎ 民間救急は、急性の病状や重篤な怪我がない患者の搬送を行います。
  • ②安全な患者搬送
    ▶︎ 民間救急は、患者が安全に病院に到着することを目的としています。 救急車のように、迅速に医療機関に搬送するという点では目的が異なります。 患者の状態に応じて、ベッドからベッドへの移動、車椅子搬送、一般的な救急車搬送など、さまざまな搬送オプションがあります。
  • ③特定の医療機関に対応
    ▶︎ 民間救急サービスは、医療機関が決定していれば、特定の医療機関に搬送することが可能です。救急車では、直近の医療機関への搬送を原則としているため、遠方への搬送が原則対応不可ですが、民間救急では、日本全国、世界各国まで対応している搬送業者があります。



救急車と民間救急では、利用者の利用目的が異なるということをご理解いただけたでしょうか?
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05 民間救急と救急車のメリット・デメリット


ここからは、それぞれのメリット・デメリットを比較します。

5-1 | 救急車のメリットとデメリット

<メリット>

迅速な対応

緊急状況では、時間が非常に重要です。救急車は迅速に直近医療機関へ移動することができます。

搬送のプロ

救急隊は専門的な知識をもち、日々、患者様の命を救うため専門的な訓練を行っています。

どこの救急隊がきても、医療機関に運べないなんてことは起きません。


高度な設備の搭載

患者様が心肺停止状態になった時でも迅速に対応できるように、必要な医療設備を搭載しています。

<デメリット>

台数に限りがある

救急車は地方公共団体が運営しているため、救急車を必要な人が多くなると、救急車の到着が遅れたりすることがあります。


長距離搬送に対応していない

救急車は直近医療機関への搬送が原則なので、県外の医療機関へ搬送することはできません。


希望する医療機関に搬送できない

救急隊が「直近の適正な医療機関に搬送するべき」という判断をした場合は、必ずしも希望の医療機関へは行くことができません。

5-2 | 民間救急のメリットとデメリット

<メリット>

希望の医療機関へ搬送可能

日本全国、世界各国の搬送が可能です。緩和目的や特定医療機関での検査など、様々なニーズに対応できます。


柔軟性

医療搬送だけでなく、精神病患者搬送、感染症搬送、イベント救護などの業務も行っています。

救急隊では対応できない事案を行うことが可能です。


予約が可能

事前に搬送の日程が決まっていれば、予約することができます。

<デメリット>

搬送事業者により対応可否が異なる

搬送事業者によっては、医療搬送や精神病患者搬送を行ってない事業者もあります。民間救急を利用する場合は、各事業者へ確認する必要があります。


費用がかかる

民間救急は民間の企業が運営しているので、費用が発生します。費用についても搬送事業者により異なるため、事前に確認が必要です。

06 いつ救急車を呼ぶべきか?


ここではいつ救急車を呼ぶべきかについて記載しますが、

以下はあくまでも参考ですので、ご自身で救急車の必要性を感じたら迷わず119番通報してください


・生命を脅かすと思われる状況 

心臓発作、脳卒中、重度のアレルギー反応などです。
これらの状況では、迅速に対応することが必要です。


・重大な傷害 

交通事故や落下事故などでの大けが、重篤な骨折、大量出血を伴う傷などの受傷をした場合。
明らかに普段の生活ではしないような怪我は迅速な対応が必要になります。


・普段とは違う意識状態 
突然の意識不明や混乱状態は、深刻な健康問題の兆候である可能性があります。

救急車を呼ぶか迷ったら

https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate008.html

引用先:総務省消防庁 公式HP

07 民間救急!実際の搬送事例


ここでは、「いつ民間救急を利用するべきなの?」について記載します。

民間救急を利用される場合が多いのは、特定医療機関の搬送です。

よく利用されるケースは次のとおりです。

・患者様が歩行困難であり、ご家族のみでは医療機関への送迎が困難な場合。 ・酸素投与や喀痰吸引を継続しなければいけない患者様の転院搬送。 ・県外(長距離・遠距離)の特定医療機関へ行きたい。 ・母親の認知症が悪化してきたので、医療機関に連れていきたい。

 

08 まとめ

本ブログでは、救急車と民間救急という二つの重要な救急医療サービスの違いについて詳しく見てきました。

それぞれのサービスがどのような状況で最適なのか、どのように選択すべきなのかについても探求しました。


**これでもう迷わない!**

救急車▷ ▷ ▷ 24時間365日、皆様の「緊急事態」に対応! 民間救急▷ ▷ ▷救急車では対応できない事案、長距離(遠距離)搬送、精神病患者搬送など柔軟に対応!

 

119番通報の救急車も、民間救急も、どちらにも非常に重要な役割があります。

その使い方や、どのように選択すべきかについて学んだことで、皆さんはいつ来るかわからない「緊急事態」に対応できる知識を得ました。
その知識を持つことで、もしもの時に適切な判断ができることでしょう。

全ての人々が緊急事態に備えれば、救える命は多くなるはずです。
私たちは、今後もコラムを通して役に立つ情報を発信していきます。
皆様から何か質問がありましたら、いつでもコメント欄にてお気軽にお知らせください。


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