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Works 搬送実績
2026年1月5日
精神科搬送(医療保護入院、措置入院対応)長距離患者搬送(車両)その他

静岡県内〜都内精神科医療機関【精神搬送/説得】

相談内容

相談は、一本の公式LINEから始まりました。
Sun Road精神科救急隊に届いたのは、ひとりの父親からの、静かな相談でした。

20代前半の息子さまと、連絡が取れなくなっている。
最後に顔を合わせたのは、数か月前。

息子さまには、

不安障害、うつ状態、統合失調症の疑いなどの既往がありました。

仕事を辞め、通院も途絶え、短期滞在型の住居を転々としながら、外界との接触を極端に避ける生活。

SNSには、

• 「監視されている」

• 「誰かに追われている」

• 「全部つながっている」


そんな言葉が、断片的に残されていました。

お父さまは言いました。

「無理に何かをさせたいわけじゃありません。ただ……一度でいいから、
医師の話を聞く機会をつくれないかと思って」

最初の試みは、うまくいきませんでした

当初は、ご本人の生活を壊さない形で“接触の糸口”を探りました。

人が集まる場所。
ご本人が関心を示していたイベント。

可能性を一つずつ検討し、慎重に動きました。

けれど――

結果として、この時はご本人にたどり着くことができませんでした。
場所も、時間も、かなり近いところまで来ていた。
それでも、人はほんの少しのズレで、簡単に見失われてしまう。

この時点で、搬送は不成立。

Sun Roadとしても、悔しさの残る結果でした。

それでも、お父さまは言いました。

「一人で抱えていたら、きっと、ここまで冷静に考えられなかったと思います」


【Sun Road 精神総合相談窓口】
こんなお悩みありませんか?
▶︎認知症などの症状が増悪し、本人との会話がままならない…
▶︎精神病の陽性症状が強く見られ、どう接したら良いか分からない…
▶︎本人が処方薬の服用を中断し、どのような対応したら良いかわからない…
▶︎精神病院の退院後、精神症状が改善せず悩んでいる…

〜 一人で悩まずにSun Roadと一緒に解決を 〜

家族だけで向き合った日

数週間後、再び連絡が入りました。

息子さまが、別の都市に滞在している可能性が高い――
そんな情報が集まり始めたのです。
この日は、

「何とか一度、診察だけでも受けてもらいたい」

その思いで、家族が中心となって対応しました。

警察、家族、第三者。

それぞれの立場と判断が交錯するなか、

この日は、家族だけで息子さまに向き合う形となりました。

強い意志があったからこそ、
想いがぶつかり合い、
結果として、この日は望んだ形には至りませんでした。

電話を切る直前、

お父さまは少し間を置いて、静かに言いました。

「もう一度、チャンスがあるなら……次は、息子が
“連れて行かれる存在”ではなく、人として話を聞いてもらえる形にしたいです」

「連れて行く」より、「一緒に考える」夜

その後の調整は、決して簡単なものではありませんでした。

ご本人が滞在している場所が分かり、
家族は懸命に情報を集め、
Sun Road、そして警察と連携しながら、
慎重に対応を進めました。

長時間に及ぶ説得。

何度も行き止まりになりながら、
そのたびに立ち止まり、言葉を選び直す。

一方的に結論を押しつけない。
ご本人の警戒心が解けるタイミングを待つ。

「今、何を一番怖がっているのか」を見失わない。

その積み重ねの末、
ご本人は少しずつ状況を受け入れ、
Sun Roadのスタッフと行動を共にするという選択を、
自ら受け入れてくれました。

決めない、という判断

ご本人の納得が得られた時、その日の診察の時間は、すでに終わっていました。

この時、私たちは

「今すぐ病院へ向かう」という選択を取りませんでした。

その夜は、

無理に何かを決めない。

同年代の男性スタッフが寄り添い、

必要以上に踏み込まず、

同じ空間で、同じ時間を過ごす。

会話は、他愛のないものから始まりました。

音楽の話。

最近見たもの。

ゲームや漫画の話。

ご本人は、ぽつりと漏らしました。

「久しぶりに誰かとたくさん話をした。
これまでずっと、周りとは分かり合えない環境だったから。。」

その言葉を、否定も、訂正もしませんでした。

ただ、そこにある不安を、そのまま受け取りました。

医師の診察

翌朝、医療機関へ。

ご本人は、落ち着いた表情で、

自分の言葉で話をしました。

医師の判断は、

「緊急で入院が必要な状態ではない」

「ただし、家族関係と生活環境について、しっかり話し合いが必要」

というものでした。

入院という結論ではありませんでした。

けれど、それは失敗ではありません。

落ち着いた状態で、

医師の言葉を受け取り、

自分の状況を一緒に整理できた。

それ自体が、大きな一歩でした。

Sun Roadが「間に立つ」ということ

その後、Sun Roadは

本人、家族、医療側の間に入り、

• 今後の生活について
• 金銭面の整理
• 連絡の取り方
• 距離の保ち方

一つずつ、取り決めを行いました。

最終的に、息子さまは地元へ戻ることを選びました。

無理やりではなく、納得したうえで。

このケースが教えてくれたこと

このケースは、

劇的な強制搬送でも、その場で強制入院が決まった例でもありません。

けれど、私たちは思います。

精神科救急隊の役割は、

必ずしも「連れて行くこと」ではない。

• 見失う時間があること
• 失敗と感じる夜があること
• それでも、つながり直せる朝があること

それを、私たちは現場で何度も見てきました。

私たちが担った時間

このケースで、私たちが担ったのは、判断を代わりに下すことではありません。

急がせることでも、結論を押しつけることでもありませんでした。

ただ、つながり直すための時間と場所を、静かに支えること。

搬送が終わってからが、本当の意味での再出発になることもある。

私たちは、そう信じています。

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