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パーティー、企業イベント、国際フォーラム、スポーツ大会、音楽フェスなど、イベントの規模が大きくなるほど、 医療体制の整備がイベント全体の安全性を左右します。
特に近年は、アナフィラキシー(食物アレルギー)や 熱中症、急性アルコール中毒、転倒外傷、呼吸苦など、 会場内で迅速な医療対応が求められるケースが増えています。
さらに、海外来場者の増加によって、 英語での医療説明や 救護対応が必要となる場面も少なくありません。 医療スタッフ(医師・看護師・救命士)の適切な配置は、 主催者責任を果たし、来場者に安心感を提供するうえでも欠かせない要素です。
本記事では、東京消防庁で15年間救急隊として活動し、東京オリンピック・東京マラソンを含む 大規模イベント救護に携わった経験をもとに、 イベント運営会社が押さえておきたい「医療体制づくりのポイント」を解説します。
イベント救護を検討する際にまず重要なのは、 「現場で実際にどのような医療トラブルが起こりやすいか」 を正確に把握することです。パーティー、レセプション、企業イベント、音楽フェス、スポーツ大会など、 イベントの種類や季節、参加者の属性によって、医療リスクの種類と頻度は大きく変化します。
特に、アナフィラキシー(重度アレルギー反応)は発症から短時間で急激に悪化するため、 医療スタッフの有無が直接リスクを左右します。その他にも、熱中症、急性アルコール中毒、転倒外傷、呼吸苦など、 イベント現場では多様な医療対応が求められます。
| 主な医療トラブル | 想定されるシーン | ポイント・リスク |
|---|---|---|
|
アナフィラキシー (重度アレルギー反応) |
・立食パーティー、レセプション、ケータリング提供イベント ・ナッツ、甲殻類、小麦、卵、乳製品を含む食事提供 ・アレルギー表示が不十分な場面 |
・数分で呼吸困難・血圧低下・意識障害に進行する重大事案 ・エピペン・酸素投与などの緊急処置が必要になることも ・医師の有無がリスクに直結(診察・投薬・点滴が可能) |
| 熱中症 |
・屋外フェス、スポーツイベント、マラソン ・夏季の屋内イベント(密集会場・空調不十分) ・長時間待機や行列発生イベント |
・軽度のめまいから意識障害・痙攣など重症化のリスク ・冷却スペース、水分・塩分補給の導線づくりが重要 ・救護所での早期評価・搬送判断が不可欠 |
| 急性アルコール中毒 |
・懇親会、パーティー、周年イベント ・夜間イベント、クラブイベント ・飲み放題形式や長時間立食 |
・嘔吐・意識低下・呼吸抑制の危険 ・事故や転倒外傷と併発しやすい ・救命士・看護師の即時対応で重症化を予防 |
| 転倒・外傷 |
・混雑した立食パーティー ・暗所での演出イベント ・段差・階段・ケーブル類が多い会場 |
・骨折・捻挫・打撲などの外傷 ・会場レイアウトや動線整備で予防可能 ・救護所での応急処置、必要時搬送へ |

イベント救護や医療体制の構成、医師・看護師・救命士の配置、
民間救急車(Private Ambulance)の手配などについて、
ご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。
お急ぎの場合は、お電話でのご相談も承っております。
24時間受付
03-6338-3683
イベント救護では、どの医療職種を配置するかによって、 対応できる医療行為・緊急対応の範囲が大きく異なります。 医师が常駐するケースもあれば、看護師や救命士のみで構成されるケースもあり、 イベントの規模やリスクによって最適な体制は変わります。
ここでは、医師・看護師・救命士の役割と可能な対応を一覧で整理し、 イベント運営会社が医療体制を検討する際に役立つ情報をまとめました。 また、Sun Roadでは民間救急車(Private Ambulance)による搬送や、 事前の医療機関選定・救急要請にも対応しています。
| 医療職種 | 対応できる範囲 | イベント救護での主な役割 |
|---|---|---|
| 医師(Dr.) |
・診察・診断が可能 ・薬剤投与、点滴、酸素投与 ・エピペンを含む緊急薬剤の使用 ・高度な医療判断および処置が可能 |
・アナフィラキシーなど重症事案に最速対応 ・救急要請の可否判断 ・重症者の状態安定化 ・最も安全性が高い医療体制として企業イベントや国際会議で選ばれる |
| 看護師(Nurse) |
・バイタル測定(血圧・脈拍・SpO2) ・応急処置(止血・固定など) ・軽症の判断、観察、対応 ・必要時、医師へ引き継ぎ |
・熱中症、外傷、軽度アレルギーなどの初期対応 ・患者の観察と状態悪化の早期発見 ・英語での医療説明が可能なスタッフの配置も対応可 |
| 救命士(Paramedic) |
・応急処置(初期評価・観察・止血など) ・救急要請、緊急対応の主導 ・患者状態の迅速な把握 ・救急隊へのスムーズな引き継ぎ |
・現場の安全確保と緊急時の初期対応を担う ・イベント現場で多いアルコール関連や外傷の対応 ・救急搬送が必要かの判断が得意 |
|
民間救急車 (Private Ambulance) |
・ストレッチャー搬送が可能 ・医療スタッフと連携し搬送対応 ・病院への移動をスムーズに実施 |
・イベント会場 → 病院までワンストップ対応 ・会場での救急要請が難しい場合にも迅速に搬送 ・重症化を防ぐ“医療導線”を確保 |
| 医療機関連携 |
・事前に周辺病院をリストアップ ・受入可否をSun Roadが確認 ・救急隊引き継ぎの円滑化 |
・主催者の負担ゼロで医療導線を構築 ・病院との連携により対応時間が短縮 ・重症例でも適切な受入先へ迅速に搬送可能 |

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イベントの規模が大きくなるほど、イベント救護・医療体制の有無は、 主催者のリスクマネジメントに直結します。医師・看護師・救命士による医療チームを現場に配置することで、 万が一の体調急変やアナフィラキシー、熱中症、急性アルコール中毒などに迅速に対応できるだけでなく、 イベント全体の安全性・信頼性・ブランド価値を高めることができます。
また、民間救急車(Private Ambulance)を併用した医療導線を設計しておくことで、 重症例が発生した場合でもスムーズに医療機関へ搬送することが可能になります。 ここでは、イベント運営会社・制作担当者の目線から、 医療チームを配置する具体的なメリットを整理しました。
| メリット | 内容 | ポイント・具体例 |
|---|---|---|
| 主催者責任・リスクの軽減 |
・傷病者発生時に適切な医療対応ができる体制を整えることで、 イベント運営上のリスクを大きく低減 ・医療体制を事前に整備しておくことは、 危機管理・コンプライアンスの観点でも重要 |
・アナフィラキシーや重度熱中症など、 「時間との勝負」となる事案に備えられる ・事前に医療計画を策定しておくことで、 事故発生後の説明責任も果たしやすい |
| 判断スピードと運営の安心感 |
・会場内で体調不良者が出ても、 医師・看護師・救命士が迅速に評価・対応 ・救急車を呼ぶべきかどうか、現場で迷わず判断できる |
・ステージ進行や運営判断に集中できる ・「本当に救急要請が必要か?」といった迷いを、 医療のプロに任せられる安心感 |
| 来場者・出演者・スポンサーからの信頼向上 |
・イベント告知時に「医療チーム常駐」「救護所設置」と明記できる ・出演者やスポンサーに対し、 安全性の高いイベントであることを説明できる |
・企業主催イベントや国際会議、 VIP参加イベントでの安心材料となる ・リスクに配慮した「責任ある主催者」として評価されやすい |
| クレーム・炎上リスクの低減 |
・万が一の対応が不十分だった場合、 SNSやメディアでの批判・炎上につながる可能性 ・医療体制が整っていれば、 「できる対応はすべて行った」と説明しやすい |
・参加者・家族からのクレーム抑制に直結 ・イベントブランド・企業ブランドの毀損を防ぐ |
|
インバウンド・英語対応 民間救急との連携 |
・海外来場者や外国人スタッフに対しても、 英語で症状聴取・説明ができる医療スタッフを配置可能 ・民間救急車(Private Ambulance)と連携し、 会場から医療機関までの搬送ルートを事前に設計 |
・インバウンド対応が求められるイベントでの安心感 ・救急要請が難しいケースでも、 迅速に医療機関へ搬送できる導線を確保 |

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Sun Road救急サービスでは、東京消防庁で13年間救急隊として経験を積んだスタッフを中心に、 医師・看護師・救命士による専門性の高いイベント救護体制を整えています。 東京オリンピックや東京マラソンといった大規模イベント救護にも携わり、 実際の緊急対応経験と医療判断力を備えたチームが、安全なイベント運営を支えます。
また、民間救急車(Private Ambulance)による搬送体制、 英語での医療説明が可能な医師・看護師の配置、事前の医療機関選定など、 イベント現場で求められる多様なニーズに対応しています。
| 項目 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 東京消防庁での救急隊経験 |
・救急隊長・ポンプ隊長として13年間勤務 ・現場での緊急対応、判断、病院選定まで豊富な実務経験 |
・あらゆるイベントで想定される医療事案に強い ・プロトコルに基づく迅速な判断と実践的な危機対応 |
| 大規模イベントでの救護実績 |
・東京オリンピック ・東京マラソン(ランナー・観客救護) ・テレビ撮影・スポーツイベント・企業イベント |
・大規模会場での動線設計や複数救護所の管理に慣れている ・来場者・出演者の双方に対応可能 |
| 医師・看護師・救命士による救護チーム |
・医療処置が必要な場合は医師常駐が可能 ・看護師・救命士のみの体制にも対応 ・英語対応スタッフも手配可能 |
・アナフィラキシー、熱中症、外傷など幅広く対応 ・海外スタッフ・出演者が参加するイベントでも安心 |
| 民間救急車(Private Ambulance) |
・ストレッチャーでの搬送が可能 ・医師・看護師と連携し、状態に応じた搬送を実施 ・迅速に医療機関へ移送 |
・救急要請が難しい場面でもスムーズに搬送できる ・イベント会場→病院までの導線を事前に構築 |
| 医療機関連携・受入確認 |
・周辺の医療機関を事前にリストアップ ・事案発生時、Sun Roadが受入可否を連絡 ・救急隊との引き継ぎも円滑 |
・主催者の負担を軽減し、医療導線を完全に可視化 ・重症例でも迅速に適切な医療へアクセス可能 |

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イベント救護・医療体制を検討する際には、具体的なイメージを持てるかどうかが重要です。 ここでは、パーティーイベントや屋外フェス、国際カンファレンスなどを想定した 3つのケーススタディを通じて、 どのように医療チームが機能し、イベント救護が全体運営を支えていくのかを整理します。
アナフィラキシー(重度アレルギー反応)、熱中症、急な体調不良や急性アルコール中毒など、 イベント現場で起こりやすい場面をもとに、 Sun Roadがどのように医療体制を構築し、民間救急車(Private Ambulance)や救急隊と連携するのか をイメージしていただける内容になっています。
| 事例 | イベント概要 | 発生した事案 | Sun Roadの対応とポイント |
|---|---|---|---|
|
事例1 パーティーでのアナフィラキシー |
・都内ホテルでの企業レセプションパーティー ・参加人数:約200名(立食形式) ・海外ゲストも参加 |
・甲殻類を食べた参加者が、 口のかゆみ・蕁麻疹・呼吸苦を訴え急激に状態が悪化 ・アナフィラキシーが疑われる状況 |
・会場内の救護所で医師が迅速に診察し、 バイタルサインを評価 ・必要に応じてエピペンや酸素投与などの緊急対応を実施 ・Sun Roadで119番通報し、救急車を要請 救急隊に迅速に引き継ぎ、早期に搬送 ・現場対応〜搬送まで医療チームが一貫して対応したことで、 イベント自体は継続可能となった |
|
事例2 屋外フェスでの熱中症 |
・郊外の屋外音楽フェス ・参加人数:約5,000名 ・真夏日・炎天下での長時間イベント |
・軽度の熱中症(めまい・吐き気)から、 意識レベル低下を伴う中等症〜重症例まで多数発生 ・スタッフ・観客ともに救護所への来所が相次ぐ |
・看護師・救命士が常駐する救護所をステージ近くに設置 ・ミスト・冷却スペース・水分補給エリアを主催者と協議し事前に配置 ・症状の軽い段階での早期対応により、 救急搬送が必要なケースを最小限に抑制 ・重症が疑われるケースは、医師へ連絡のうえ 救急要請や民間救急車での搬送につなげた |
|
事例3 国際カンファレンスでの急病(英語対応) |
・都内コンベンションセンターでの国際会議 ・参加者:約800名(半数以上が海外からの来場者) ・連日開催・長時間のセッション構成 |
・海外参加者が胸痛と息苦しさを訴え救護所へ来所 ・既往歴や内服薬について英語でのヒアリングが必要な状況 |
・英語対応可能な看護師が症状・既往歴・服薬状況を丁寧に聴取 ・医師と連携し、心疾患や肺塞栓など重症の可能性も考慮して評価 ・救急搬送が必要と判断し、救急隊へ詳細情報を引き継ぎ ・主催者にも状況を共有しつつ、 イベント全体の進行への影響を最小限に抑えた ・インバウンドイベントでは、 英語での説明・同意・家族への連絡支援が大きな安心材料となる |

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イベントの現場では、軽度の体調不良から重篤な救急対応まで、さまざまな事案が突然発生します。 特にアナフィラキシーや熱中症などは「数分の遅れ」が命に関わる場合もあり、 適切な医療体制を事前に構築しておくことは、主催者が果たすべき最も重要な安全対策のひとつです。
Sun Roadでは、東京消防庁での実務経験を持つ救急隊スタッフを中心に、 医師・看護師・救命士による救護体制、民間救急車(Private Ambulance)による搬送、 英語対応可能な医療スタッフの配置など、どの規模のイベントにも適した医療体制を構築できます。
「どんな体制を組むべきか」「予算内でどこまでできるのか」など、初期相談だけでも大歓迎です。 安全で信頼性の高いイベント運営のために、ぜひ一度ご相談ください。
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