娘様より「母が認知症で暴言や拒否行動があり、家族だけでは搬送が難しい」とご相談をいただきました。
医療保護入院ではないものの、入院目的でかわさき記念病院まで安全に送り届けたいというご希望でした。
ご本人には当日「糖尿病の診察と検査結果を聞きに行く」という名目で病院へ向かう形になっており、精神対応専門である心理カウンセラーの同乗をご希望されました。
搬送当日は12時に川崎市内のご自宅へ到着。
事前に娘様から詳しい状況を伺っていたため、まずは室内でご本人の状態を確認。
精神搬送の専門家である心理カウンセラーが、ご本人様に対し刺激にならないよう穏やかな声かけを行いながら、ご本人のペースに合わせて準備を進めました。
やや拒否的な発言はありましたが、心理カウンセラーが優しく寄り添いながら対応し、無理なく車両へ誘導することができました。
移動中も「帰りたい」「行きたくない」といった言葉がありましたが、心理カウンセラーが安心感を与える対応を継続。
トラブルなく予定通り13時30分頃、かわさき記念病院へ到着し、スムーズに受け入れ先へと引き継ぎました。
今回、母の搬送をお願いして本当に良かったです。
認知症が進行してきており、普段から暴言や拒否が強くなっていて、家族だけで病院に連れて行くのはとても不安でした。
事前相談から当日の対応まで、とても丁寧に進めてくださり、心理カウンセラーさんの存在も大きな安心材料でした。
母にも穏やかに接してくださり、大きな混乱なく病院まで行けたことにとても感謝しています。
今後また必要なことがあれば、ぜひお願いしたいと思います。本当にありがとうございました。
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