年齢 / 性別:40歳代 / 男性
体格:大柄
ADL:全介助
同乗者:家族
医療処置:経管栄養
病名:脳腫瘍オペ後 認知機能低下
搬送車両:救急車
介助員:看護師/救急救命士
搬送経路:施設〜施設
搬送の約1ヶ月前、ご家族さまより弊社にご相談がありました。
お話を伺うと、ご本人さまは脳腫瘍の手術を何度も受けた後、認知機能が回復せず都内の施設に入居されていたそうです。ご家族皆さまのご希望で、ご本人さまの地元である北陸地方の施設に移したいとのことでした。
弊社ではご依頼者さまからご本人さまの状況を伺い、最適な移動方法をご提案させていただいており、今回の候補としては、新幹線又は車両による移動方法を提案させていただきました。
ご依頼者さまと弊社との間で協議を重ねる中、ご本人さまに不穏や痙攣のリスクが伴うことから、今回は車両による移動方法が選択されました。
その後も、両施設と連絡を重ね、医療処置や注意事項など綿密な打ち合わせを行い、当日に備えます。
当日は、転出先施設の到着指定時間に間に合うよう、早朝にご本人さまの元に伺います。弊社のメンバーは、緊急時の薬剤投与に対応するため、救命士スタッフ2名、看護師スタッフ1名の体制を整えました。
ご本人さまはベッド上で横になっており、転出の準備が進められていました。
施設の看護師さんから弊社看護師スタッフに「申し送り」が行われる中で、頭蓋内圧亢進による嘔吐の可能性があるとのことでした。
この情報はドライバーでもある救命士スタッフに共有され、運転方法に反映されます。
段差による衝撃や急ブレーキなどは、ご本人さまの頭蓋内圧に大きく影響するため、慎重な運転技術が求められます。
長年、東京消防庁救急隊として従事してきた救命士スタッフは、これまで様々な病態の患者さまを搬送してきました。
救急車を運転する「救急機関員」には、脳血管障害や眩暈を呈する患者さまを搬送する際は「救急車を揺らさず、急ぐ」といった職人技とも呼べる運転技術が求められます。
弊社スタッフは救急隊時代に培った技術を以て、安全且つ快適に目的地までお連れいたします。
そして今回介助員として同乗する看護師スタッフは、都内急性期医療機関で看護技術を磨き、院外において移動中の医療処置やオムツ交換など高い専門性を用いてご本人さまに寄り添います。
途中、何度かご本人さまが不穏となりそうな場面でも看護師スタッフが丁寧にお声がけさせていただき、落ち着いていただくことができました。
その後も休憩を挟みながら約6時間の陸の旅を快適にお過ごしいただき、無事に目的地に到着することができました。
生まれ故郷にある施設にご移動することができ、ご家族さまとの時間も増えていく中で、少しでもご本人さまの状態が快方に向かうよう、弊社スタッフ一同心から願っております。
元々スポーツや旅行などが大好きで活発だった家族が、脳腫瘍の手術を繰り返し、認知機能が低下してしまいました。本人は都内の施設に入居していましたが、家族で話し合った結果、地元の施設に移すことになりました。
しかし、都内から北陸までの長距離を家族だけで寝たきりの本人を移動させるのは難しく、ホームページで見つけたSun Roadさんにご相談させていただきました。
他の搬送業者も数件聞いてみましたが、親切さ、丁寧さ、安心感、料金など総合的にSun Roadさんを超える業者はありませんでした。
移動日当日を迎えるまで、色々な不安がありましたが、その都度丁寧に回答していただいたおかげで安心して当日を迎えることができました。
無事に移動を終えた本人は、今では新しい施設で穏やかな生活を送っています。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
運賃、介助料、高速費など
合計金額 約290,000円
※走行距離、対応時間、医療処置内容により、費用は変動します。
★搬送をご検討されている方は、お気軽にお問い合わせください。★
※相談料、お見積もり無料
\おかげさまで!SNSの総フォロワー数約3万人を超えました!/
皆様の【フォロー・いいね・保存】がSun Roadの力になります。応援宜しくお願いいたします。
<Instagramはこちらから>
https://instagram.com/sun_road_inc
<TikTokはこちらから>