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Works 搬送実績
2024年9月20日
精神病患者搬送

自宅〜都内精神科医療機関【説得】

搬送内容

年齢 / 性別:30歳代 / 男性

体格:普通

ADL:自立

同乗者:なし

医療処置:なし

病名:統合失調症/アトピー性皮膚炎

搬送車両:救急車

介助員:心理カウンセラー(救急救命士)

搬送経路:自宅〜病院

お問い合わせ

搬送の3日前、弊社の精神総合相談窓口にご家族様からご相談が入りました。

精神総合相談窓口とは、弊社が開設している精神科専用相談窓口で、精神疾患をお持ちのご家族様やご本人様から、精神疾患に関わるご相談を無料で承る窓口となります。

今回ご相談いただいたご家族様のお話によると、統合失調症をお持ちの息子さまは、現在かかりつけのクリニックから処方されている精神薬を自ら調整してしまい、症状が悪化。

夜間に自宅の窓を開けて大声で叫んだり、普段は部屋に引きこもって社会生活を営めていない状況に陥ってしまっているとのこと。

ご両親さまが精神科への受診を説得するも、激昂してしまい手がつけられない状態であるため、なんとか医療に繋げたいと弊社に相談したとのことでした。

弊社では早速、心理カウンセラーを中心としたブリーフィングを行い当日に備えます。

【Sun Road 精神総合相談窓口】
こんなお悩みありませんか?
▶︎認知症などの症状が増悪し、本人との会話がままならない…
▶︎精神病の陽性症状が強く見られ、どう接したら良いか分からない…
▶︎本人が処方薬の服用を中断し、どのような対応したら良いかわからない…
▶︎精神病院の退院後、精神症状が改善せず悩んでいる…

〜 一人で悩まずにSun Roadと一緒に解決を 〜

搬送の様子

搬送当日は、午前中にご自宅へ伺うこととなりました。

ご自宅に向かっている途中にご両親さまから連絡が入り、ご本人さまは現在自室で寝ているとのことで、その隙に来てほしいとのことでした。

電話口から感じるご両親さまの焦燥感から、これまでのご本人さまの言動に疲弊されていらっしゃる様子が伺えました。

ご自宅に到着すると、ご両親さまの案内のもとご本人さまのお部屋に向かいます。

救急救命士の資格を持つ弊社の心理カウンセラーが、「東京消防庁救急隊」仕込みの独特の接遇で、一瞬にしてご本人さまの「懐」に飛び込んでいきます。

心理カウンセラーはご本人さまの置かれた状況を「自分事」として捉え、共感的にご本人さまを理解していきます。自己の損得関係なく、一点の濁りもない「真心」は、必ず人の心に響くものです。

ご本人さまは真剣にカウンセラーの話を聞き、ご自身の「辛さ」を吐露してくれました。

そして、自らの足で弊社が用意した車両に向かっていただくことができました。

これにはご両親さまも大変驚いている様子でした。

車内では引き続き、弊社心理カウンセラーによるカウンセリングが行われました。

落ち着いた会話の中で、ご本人さまが今日に至る状況が徐々に見えてきます。

幼少期からアトピー性皮膚炎を患うご本人さまは、荒れた肌のせいで虐めを受け、中学生の頃から引きこもるようになってきてしまったとのこと。

引きこもる理由としては、「自分の肌が他人に不快感を与えてしまうのではないか」また、「掻きこわした肌から浸出する体液を不潔に感じ、周りに迷惑をかけてしまうのではないか」

ご本人さまの会話の端々から、そういった他人の心を思い遣るお気持ちを感じました。

国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターによると、幼少期のアトピー性皮膚炎は乳児期の代表的な皮膚疾患の一つであり強い掻痒感により生活の質(QOL)を著しく低下させるだけでなく、その後のアレルギー疾患である喘息やアレルギー性鼻炎への引き金になるとのこと。さらに注目すべきは、近年の大規模研究により、アトピー性皮膚炎罹患の有無は、自閉症や注意欠陥多動性障害(ADHD)の合併や、将来の不安症や鬱の発症に関係するとこれまでの研究で示唆されています。

ご本人さまは常に将来の不安を抱え、その不安に押し潰されそうになると、その不安を跳ね返すかのように「大声」で叫んで、自分自身を保とうとしていたと仰いました。

「アトピー性皮膚炎」が問題の首座であると感じた心理カウンセラーは、皮膚科と精神科の両側面からのアプローチが必要であり、幸いにも今年2024年はアトピー性皮膚炎の新薬が続々登場する予定で、新たな生物学的製剤の開発が進んでおり、アトピー性皮膚炎治療は新たなフェーズに突入している旨をお伝えしたところ、ご本人さまはこれからの入院生活に非常に前向きな姿勢を取ることができました。

病院到着後も、暴れや拒否などは一切なく、ご本人さまが自らの意思で入院に同意したため強制入院ではなく、「任意入院」となりました。

ご本人さまがご自身の疾患に対し、自発的に治療を受ける姿勢が取れることを目指す弊社として、今回のケースはこれから訪れるご本人さまの明るい将来に大きく寄与できたかと思います。

今後、ご本人さまの治療が進み、ご家族皆さまで明るく温かい生活を取り戻せますよう弊社スタッフ一同、心から願っております。

ご利用者様の声

統合失調症を患う息子が、処方薬を自分で調整したことにより状態が悪くなり、大声で叫ぶなどして不安定になってしまいました。

十数年間続く状況に、両親も疲弊してしまい藁をも縋る思いでSun Roadさんにご相談させていただきました。

なんとか医療に繋げるために、暴れようが叫ぼうが、強制的にでも病院に連れて行かなければならないと覚悟をしていました。

蓋を開けてみたらとても驚きました。本当に信じられませんでした。

Sun Roadのスタッフの方々は颯爽と現れて、あれだけ不安定な息子をものの数十分で説得してくださり、さらには本人の気持ちを治療に前向きな姿勢にまで整えていただいたのです。

本人は、数年前に「医療保護入院」を経験し、搬送に対してもかなり警戒をしているはずでした。

今では、穏やかな入院生活を送り、精神的にも安定している他、Sun Roadさんに勧められたアトピーの治療も本人が積極的に受けた結果、肌もかなり綺麗になりました。

Sun Roadさんには心から感謝しています。

退院後、まだどうなるか分かりませんが、もしもの事があった時を思うと今ではSun Roadさんがいることで心強く思っております。

今後ともよろしくお願いいたします。

参考概算金額

運賃、介助料、交通費、精神対応加算、など

合計金額 約200,000円 

※走行距離、対応時間、医療処置内容により、費用は変動します。

搬送をご検討されている方は、お気軽にお問い合わせください。

※相談料、お見積もり無料

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