東北地方病院〜関西地方高齢者施設【新幹線搬送】

搬送内容

年齢 / 性別：90歳代 / 女性

体格：普通

ADL：全介助

同乗者：家族

医療処置：なし

病名：脳梗塞

搬送車両：新幹線/救急車

介助員：救急救命士

搬送経路：病院〜施設

お問い合わせ

搬送の約2ヶ月前に、息子さまからご相談がありました。
お話を伺うと、脳梗塞で東北地方の病院に入院中のお母さまを、息子さまが住む関西地方の施設に入居させたいとのことでした。

弊社では、大切なご家族さまのご移動に際し、ご依頼者さまのご負担を少しでも軽減するため、移動に関わる全てを調整いたします。

今回のケースで行った調整 >>

①入院先から最寄りの新幹線乗車駅まで搬送する東北地方の搬送業者さまの手配。
②多目的室を含む新幹線チケット手配。
③東京駅において、新幹線乗り換えに伴うスタッフ及びストレッチャーの手配。
④新幹線到着駅から目的地まで搬送する関西地方の搬送業者さまの手配。

>>以上の項目に対し、弊社で一括した手配を行った他に、各施設に対しての連絡調整を行いました。
また、搬送に伴うご家族さまの懸念事項などがあればその都度ご連絡をいただき、一つずつご不安を解消していただいて、搬送当日に備えます。

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搬送当日

弊社では、できるだけ一貫した患者さまの管理を行うため、弊社スタッフが前日から新幹線乗車駅付近に向かい、搬送当日の付添いスタッフとして待機します。

搬送当日、定刻通り新幹線乗車駅に現地搬送業者さまが到着しました。
まだ少し肌寒さが残る気候であったため、しっかりと患者さまの保温を行いつつ、新幹線の到着を待ちます。

新幹線乗車の際は、『多目的室』という特別なスペースで患者さまは横になった姿勢でお過ごしいただきました。
多目的室内では介助員が軽食や水分補給などを介助させていただきました。
また、「褥瘡」予防のため、適宜体位変換を行いました。

>> point！

「褥瘡」とは、寝たきりなどによって、体重で圧迫されている部分の血流が悪くなり滞ることで、皮膚の一部が赤みを帯びたり、ただれたり、傷ができてしまうことをいいます。

褥瘡は一般的に「床ずれ」とも呼ばれ、「寝返り」や「体動」ができない状態の方に多く、「仰向け」の場合、後頭部や肩甲骨付近、肘やお尻、踵などに起こりやすいとされています。

↪︎予防策として、2時間を超えないように随時体位変換を行い、体にかかる圧迫を分散させていきます。

新幹線降車駅に到着すると、現地の搬送業者さまが待ち構えており、弊社スタッフと協力しながらストレッチャーに移動しました。

施設へ向かう車内では長旅の影響もあり、患者さまは眠って過ごされました。
施設到着後は、ベッドまでのご移動をお手伝いさせていただき、道中の経過を担当スタッフに申し送り、引き揚げとなりました。

施設に到着した際、ご家族さまのほころぶ笑顔が印象的でした。
ご家族さまとの距離も近くなったことから、1日でも長く幸せな時間が時間が続くよう、弊社スタッフ一同心から願っております。

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03-6338-3683

ご利用者様の声

東北地方にある実家で一人暮らしをしていた母が倒れ、すぐに入院となりました。
状態が落ち着いたため、私が住む関西地方の施設に移動させたいと考え、インターネットで検索していたところSun Roadさんを見つけ、相談させていただきました。
私の心配事に寄り添っていただき、不安事に対しても一つ一つ丁寧に回答していただき、分かりやすい説明と、スタッフの方の温かさに惹かれご依頼させていただきました。

東京駅で乗り換え、複雑な構内を移動している際には、母に振動が伝わらないように段差毎にストレッチャーを持ち上げていただくなど、きめ細やかな気遣いで母も快適に移動ができたと思います。
今までは離れて暮らしていたためなかなか会うことができませんでしたが、これからは母の近くで残された家族の時間を大切に過ごしたいと思います。
本当にお世話になりました。