年齢 / 性別:30歳代 / 女性
体格:普通
ADL:自立
同乗者:友人
医療処置:なし
病名:大腿骨骨折
搬送車両:救急車タイプ
介助員:救急救命士
搬送経路:東京駅〜都内ホテル
搬送当日にご依頼をいただきました。
お話を伺うと、ウィンタースポーツ中に怪我をされた女性は、自国で手術を行うため新幹線、車両、航空機を使用して帰国されるとのことで、弊社は東京駅から空港近くのホテルまでの搬送を担当させていただくことになりました。
患者さまは、東北地方から新幹線で東京駅に到着されるとのことで、弊社スタッフは早めに東京駅に到着し、駅員さんと打ち合わせを行なった後、ストレッチャーをホームへ搬送します。
今回、弊社ではストレッチャーの他に、『スクープストレッチャー』という特別な資器材をご用意させていただきました。
救命士による役立つ知識! >>スクープストレッチャーってなに?
患者さまは足を骨折されているとの情報から、抱き抱えるような移動は痛みを伴います。
しかし、今回ご用意したこの『スクープストレッチャー』を使用することにより患者さまは「寝た状態」のまま、板状のストレッチャーが患者さまを掬うように、お身体の下に入り込むため、痛みはかなり軽減されます。
しばらくすると、患者さまを乗せた新幹線がゆっくりとホームに到着しました。
患者さまは、新幹線の多目的室内で簡易ベッド上に横になっておられました。
先ほどご紹介した「スクープストレッチャー」を患者さまのお身体の下に滑り込ませ、そのまま車輪の付いた移動用の「ストレッチャー」に乗せ替え、車両に向かいます。
今回の患者さまは、足を骨折されていらっしゃるということで、段差などの衝撃は当然痛みが伴います。
しかし、東京駅構内は点字ブロックなどの段差が多数あります・・・
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私たちの古巣である東京消防庁に限らず、「救急隊」は揺れや段差などの衝撃が患者さまに伝わることを非常に嫌がる性質を持っています。
それは、救急隊は患者搬送において最高峰の「プロフェッショナル」であるが所以です。
当然、救急隊出身である弊社スタッフも、駅構内の全ての段差はストレッチャーを持ち上げて乗り越えていきます。
駅員さんの誘導のもと、大勢の人混みの中を丁寧に進み、車両に到着しました。
車内では、一息つける空間ともあり、皆さまは会話を楽しんでいらっしゃいました。
ホテル到着後は、お部屋のベッド上までお搬びさせていただきました。
患者さまは、翌日航空機で自国に戻られるとのことでした。
弊社一同、一日でも早い患者さまの回復を願い、また元気になって日本に遊びに来ていただけることを願っております。
日本は景色だけが美しいだけではなく、日本人そのものが美しいと感じました。
搬送一つにしても、ここまで丁寧な「おもいやり」を感じたのは人生で初めて。衝撃でした。
必ず元気になって、また日本に遊びに来ます。
本当にありがとうございました!
運賃、介助料、高速費 など
合計金額 約40,000円
※走行距離、対応時間、医療処置内容により、費用は変動します。
★搬送をご検討されている方は、お気軽にお問い合わせください。★
※相談料、お見積もり無料
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