関西の民間救急業者様より「スキー中の事故で骨折された外国人旅行者の方を、長野県から羽田空港まで安全に搬送し、国際線搭乗まで引き継いでほしい」とのご依頼をいただきました。
患者様は スキー中の怪我による左脛骨周囲骨折 のため歩行は不可で全介助状態、意思疎通は可能な状況でした。
航空会社およびフライトナースとの連携が必要なケースであり、病院から空港までの搬送、空港内でのチェックイン・航空会社引き継ぎまで を一貫して対応するプランを組み立てました。
海外保険会社案件であるため、対応記録や時間管理にも注意しながらの対応となりました。
当日は11時、市立大町総合病院に当社スタッフが到着。
病棟担当者様と連携し、病棟内でストレッチャーへ乗り換えを行いました。
大柄な方で全介助のため、安全な体位保持と細かな声かけ を行いながら病院を11時30分に出発。
高速道路を利用し、羽田空港 第3ターミナルまでの長距離搬送 を実施。
車内では随時体位確認を行い、快適性と安全性に配慮しました。
17時には予定通り羽田空港へ到着し、チェックインカウンターにて航空会社担当者及びフライトナースへ引き継ぎ を実施。
ストレッチャー搬送のため空港内での段取りも入念に行い、予定時刻までにスムーズなチェックインが完了しました。
最後まで航空便搭乗までの動線確認・補助 を実施し、海外搬送案件としての役割を無事に果たしました。
今回の搬送、誠にありがとうございました。
スキー事故という突然の事案でご本人もご家族も不安の大きい中、搬送の段取りや航空会社との連携も含めて非常に丁寧に対応していただき、安心して任せることができました。
体格が大きく全介助という難しい状況でしたが、スタッフの方々がしっかりとサポートしてくださり、航空便への引き継ぎまでとてもスムーズに進めていただきました。
海外の保険会社側にも対応内容をしっかり報告でき、大変助かりました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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