患者支援室のご担当者様より「東京都から新潟県上越市まで長距離の車両搬送をお願いしたい」とのご相談をいただきました。
患者様は高齢で歩行は不可、ストレッチャーでの移動が必要な状態。
現在は経口摂取も可能で意思疎通も問題なく行えるとのことでしたが、長距離搬送に伴う安全性確保と、ご家族様が安心して同行できる搬送体制をご希望されていました。
他社とも比較検討の上、当社のご提案にてご依頼が成立いたしました。
当日は9:00に東邦大学医療センター大橋病院正面玄関にて搬送スタッフが到着。
患者支援室の担当者様と連携し、病棟へ患者様をお迎えにあがります。
会話もでき、表情も穏やかなご様子だったため、安心感を持っていただけるようこまめな声かけを行いながらストレッチャーへの移動を行いました。
車内でもストレッチャー上での体位調整やクッション対応を行い、長距離移動中の体調管理を細やかに実施。
尿道カテーテル管理についても搬送前後で医療チームと情報共有を行い、搬送中のトラブル予防に努めました。
約5時間の車両移動の後、14:00に新潟県上越市の「医心館上越」へ予定通り到着。
事前にご家族様・施設スタッフと情報共有を行っていたため、スムーズにお引き渡しが完了しました。
今回、父の転院に際してとてもお世話になりました。
東京都から新潟県という長距離の移動で、家族としてはとても不安がありましたが、事前の打ち合わせから当日の対応まで本当にきめ細やかにサポートしていただき、安心してお任せすることができました。
父も途中の移動中は落ち着いた様子で、体調を崩すことなく無事に施設に到着できました。
同行させていただいた私自身もとても心強く、家族としてとても感謝しております。
また同じような状況があれば、ぜひお願いしたいと思っております。本当にありがとうございました。
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