ご家族様より「東京都内の病院から石川県金沢市の病院へ転院したいが、高齢で介助が必要なため、安全な移送をお願いしたい」とのご相談をいただきました。
患者様は高齢の女性で胃がんの診断があり、入院中の都立大塚病院から千木病院への転院搬送をご希望。
ご本人は意思疎通が可能な状態で、短時間の坐位保持・車椅子移動は可能。
ただし歩行は不可で、オムツ使用中のため、移動時の安全管理と体調の細やかな配慮が求められるケースでした。
搬送当日は朝8時30分、都立大塚病院にスタッフが到着。
病棟の担当ソーシャルワーカーと打ち合わせを行い、9時に病院を出発。
東京駅までの車両搬送時は、車椅子にて安定した姿勢を保ちながら、こまめな声かけと体調確認を実施しました。
10時30分発の「かがやき号」新幹線では、多目的室を使用。
車内では全がゆと服薬(ロキソニン1錠)のタイミングを調整しながら、患者様の負担が少ないよう配慮。
ご本人も終始落ち着いた様子で、スタッフがしっかりサポートしました。
金沢駅到着後は現地搬送業者の車両搬送に切り替え、約30分の移動で予定通り13時40分に千木病院へ到着。
事前に病院側ともスケジュール調整を行っていたため、スムーズに受け入れ・引き継ぎが完了いたしました。
このたびは、大変お世話になりました。
高齢の母の体力面が心配で、新幹線での長距離搬送はとても不安でしたが、Sun Roadさんのスタッフの方々が事前の準備から搬送当日まで本当に丁寧に対応してくださいました。
母も移動中は安心した表情で、途中の食事や体調の変化にも細やかに気を配っていただき、家族としてとても心強かったです。
新幹線内の多目的室の利用もスムーズに手配していただき、負担の少ない移動が実現できました。
また今後も何かの機会には、ぜひお願いしたいと思います。本当にありがとうございました。
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